今朝の札幌は、すごいどしゃ降りでした・・・
そんな中でも、カッパを着た子供たちは楽しそうでした!
先日のお問い合わせで。。。
長年膝の調子が悪い事から、核酸使い始めた方が膝への湿布を実践したところ、かぶれた様な状態になったとの報告が、担当の代理店さんからありました。
以前にも同じような症例が何件もあり、最近、私の妻も同じような体験をしていたので、下記の内容をお伝えしました。
昨年、私の妻に「バネ指」が発症し、何かと不便な毎日を送っていました。
バネ指とは?
指には、指の関節を曲げたり伸ばしたりする腱がついています。その腱には指を曲げる時に腱が浮き上がらないようにする組織、靭帯性腱鞘(じんたいせいけんしょう)があります。
腱と靭帯性腱鞘との間に炎症が起こる事で腱が厚く硬くなったり、腱鞘が厚くなって、結果として腱の動きが悪くなります。これを無理して動かそうとするとバネ現象が起こります。これをバネ指と呼びます。
原因として手の酷使でも発生しますが、主に妊娠時、産後や更年期の女性に起こることが多い疾患です。そして関節リウマチでも発生します。小児にも多く発生しますが、これは原因として先天性で靭帯性腱鞘の入り口で長母指屈筋腱がこぶのように大きくなってバネ現象が引き起こされると考えられています。またどの指にも発生しますが、右手の親指に最も多く発生します。
妻の場合、突然、人差し指が手の平側に曲がったままになり、自力では戻せなくなりました。
反対の手で無理やり伸ばそうとすると痛いらしく、何度か繰り返しているうちに、自力では全く戻せなくなり、友人の治療院で処置してもらい、しばらくの間、簡単なギブス状のものを付けていました。
バネ指が酷くなり、自力で戻せなくなった時に、取り急ぎバレー用に持っていた湿布薬を数日間貼り、その後、核酸B液の湿布を実践しました。
すると・・・
数日間湿布薬を貼っていたところだけ四角くケロイド状の湿疹が出始めました。。。
線を引いたようにきれいに四角く出たのには、本当に驚きました。
後日、湿布薬には、有効成分がバリア層を超えて行く為に界面活性剤が含まれているという話も聞き、更に驚きました。
今ではすっかりきれいになりましたが、「たかが湿布、されど湿布」です。
今回のご報告を頂きました方にも、その湿布のお話をお伝えしたところ、なんと10年間も湿布薬を貼り続けていたとの事でした。。。
赤く腫れあがって、大変辛い症状が続いたようでしたが、先日のご連絡で、すっかりきれいになったそうです。
更に!!!
今まで出が悪かったおしっこが、とても勢いよく出る様になったと喜ばれておりました。
何か関連があったのでしょうね・・・
それにしても、どこででも売られている湿布薬を貼り続ける事で大きなトラブルにつながえるなんて、誰も考えない事だと思います。
日常生活の中で、何が自分の健康を害しているか、分からないものです。
体調で気になる箇所がある方や、なかなか症状が改善されないといった事がある方は、どんなに良いと思っている事でも、一旦見直してみる事も必要だと思います。
ちなみに・・・
以前、治療院に勤めていた時、師匠の院長が良く言ってました。
「湿布は、有名な〇〇〇パスで5分、病院でくれる湿布薬で30分の効果」
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