2012年4月27日金曜日

普通救命講習

今日の札幌は快晴です。

最近の陽気で、会社前の木々にも新芽が出始めました。





先日、仲間内で「普通救命講習」が開催されたので、参加してきました。

講師は、「応急手当普及員」なる資格を持っているIT企業の黒澤社長です。


近所のご主人が倒れ駆けつけたが何もできなかった経験から、資格を取得したとの事。




開場には、練習用のAEDと人形さんが用意されていました。


説明する黒澤社長

救命措置の講習会には初めて参加しましたが、大変参考になりました。


まずは何をすればよいのか?

出来る事と出来ない事を知る!


だけでも、緊急時には随分役に立つ事と思います。


誰かが倒れて119番通報をすると、救急隊員から応急措置の指示があるそうですが、拒否される方も少なくないらしく、理由は「自分が何かをする事で余計に悪くするかもしれない」との事なので、少しでも知っているだけでも随分違うのではないかと思いました。

胸部圧迫実演中

AED操作中


黒澤社長が作成してくれた救命救急の流れを下記にご紹介します。



★倒れている方を見かけたら・・・



①反応確認

「もしもし!大丈夫ですか? もしもし、わかります?」

「反応無し」



②助けを呼ぶ

「人が倒れています!誰か来て下さい!」

人が来てくれたら・・・

「あなたは119番通報をお願います。あなたはAEDを持ってきて下さい。」



③気道の確保・呼吸の確認

「見て聞いて感じて4・5・6・7・8・9・10」

「呼吸無し」



人工呼吸 2回(省略可能)

胸部圧迫30回(100/分・5センチ程度)

④AED到着

電源を入れて、電極パット貼り付け(貼る位置はパットに記載)→コードと本体を接続



AEDが心拍数を確認し、必要があればスタートボタンを押す指示が出る→スタートボタンを押す

↓ 

電気ショック(この場合、身体に触らない事と、周りの方にも触れない様に喚起する)



終了後、ただちに胸部圧迫と人工呼吸開始

※これを救急隊到着まで繰り返す。


皆さんも、機会があれば是非受けられてみてはいかがでしょうか?

2012年4月23日月曜日

低温スチーミング調理

札幌も雪解けが進み、遅ればせながら「春の訪れ」を実感する今日この頃です。

土曜日、春の陽気だったので、タイヤ交換してきました。
やはり夏タイヤはいいですね!!!


昨日は、ミニバレーの大会がありました。

北海道の大樹町という町で生まれたミニバレーは、今年で誕生40周年を迎えるそうです。

昨日開催された北区ミニバレー大会は、1チーム4人の合計年齢が180歳以上と未満の2部門に分かれて競技する大会です。

我がチームは、38歳の自称「一昔前の札幌のエース」Eちゃんと私がアタッカーで、女子2人で99歳のセッターさんで合計年齢180歳ピッタリのチームで参戦してきました。

私の所属するサークルの代表が、「今の札幌のエース」と組んで3連覇中・・・。

それを阻止する為にEちゃんと参戦しましたが、それぞれの予定が合わず、初めて組むメンバーにも関わらず4人で1度も練習できないまま試合当日に・・・



予選・・・

2戦全敗・・・
しかも、1チームは女子3人に男子一人のチームにも負けて、予選で調整しなければならないとはいえ、不安な立ち上がり・・・

決勝トーナメント

初戦で、札幌の40歳以上の強豪チームと対戦・・・

辛くも勝利し、この日初勝利!!!

その勢いをかって上昇機運と思いきや、常にフルセットの綱渡りの闘いが続く・・・

そして迎えた決勝戦!!!

3連覇阻止の野望も叶わず、ストレート負け・・・

またまた、修行です・・・



先日、車の中で聞いていたラジオで「低温スチーミング調理」の話題が流れていました。

最近、蒸し野菜が体に良いとの研究結果が発表になっていましたが・・・

調べてみると、「スチーミング調理研究会」なるところがありましたので、ご紹介します。



低温スチーミング調理法では、食材の特性を最大限に活かし、健康的で美味しい料理や食品に仕上げるとの事です。


 スチーミングは酸素の少ない空間で加熱する事であり、酸化は抑制され、アクや生臭みの成分は取れ、美味しさを作る香りは活き 旨み成分を凝縮し、成分の流出も少なく、消化吸収の優れた料理や食品になります。 


野菜や皮の繊維質、破棄されていた葉の部分も歯切れ良く柔らかになる現象も生じ、従来、 捨てられていた廃棄部分も立派な食材になります。 


と良い事ばかり・・・


主な長所として

 1. 熱による栄養分の破壊が少ない。
 2. 食材の細胞壁が破壊されず、食感が残る
 3. エキスの流出が少なく旨みや糖度が増す
 4. アクの生成が少なく、本来の香りが増す
 5.  酸化しにくく腐敗菌も殺菌されるため、食材が長持ちする
 6. 味が浸透しやすくなる



調理法は?
用意した野菜を50℃のお湯で洗うだけです。


50℃程度のお湯は水分子運動が盛んで、かつ、洗う野菜とお湯との間に適度な温度差がうまれるため、野菜の筋繊維やでんぷん、たんぱく質が失った水分を瞬時に吸収できたことによる起こる現象です。


甘味が増すのは、アミラーゼ酵素が活発に働くことに よります。 
野菜についた汚れや腐敗菌などの細菌の多くは、50℃のお湯で洗うことでも、死滅します。(ただし、O157などの食中毒を起こす最近は75℃以上の加熱が必要)。 そのため、生で保存するよりも、低温のお湯で洗ってから保存したほうが長持ちすることが わかりました。


お野菜は、細胞膜が固く、生のままでは本来の栄養素を十分に吸収できないと言われていて、煮ると煮汁に栄養素が逃げてしまうので煮汁ごと飲まなければならなく、焼く事で損なわれる栄養素が多く、食べやすさや栄養価、吸収率などから、蒸したお野菜が注目されている様です。



「食は命なり」

生きたもの(新鮮なもの)を頂く事が何よりの健康法だと思います。
是非、実践してみてはいかがでしょうか?