2012年12月10日月曜日

餅つき

今日の札幌は、温かい朝です。
昨日の朝と比べると、7℃も違うそうです・・・これで夜は、またスケートリンク状態です・・・

今朝一番のお電話は名古屋のお客様でしたが、名古屋ではなんと積雪10cm!!!
北海道と違い、大混乱しているのではないでしょうか?

歩く時も車を運転する時も、皆さん気を付けましょう。



昨日は、いつもお世話になっている方の自宅で、大餅つき大会が行われました。

数年前に、町内会のお正月餅つき大会以来・・・

長男は選抜の練習、次男は練習試合の為、私と長女りおの2人で参加しました。



建設会社を営む方のビルの1階の会場に入ると、もち米を大量に蒸している蒸気で、既に熱気ムンムンでした。

石の臼と木をくり抜いた臼の二つで餅つき開始!

蒸し上がったもち米を臼に入れて、杵で十分にこねてから餅つき開始ですが、こねる作業が大変なんです。しかも餅つきの8割方は、このこねる作業で決まります。

そしていよいよ餅つき開始です。



杵の先を濡らして、杵を振り下ろす。

最初に一緒に参加した私の友人が参加しましたが、1回終えただけで汗だくに・・・

次に私も参加しましたが、最初はなかなか心地よく杵をついていましたが・・・

2回、3回と続けるうちに、徐々に勢いを無くし、参加してから4時間後には汗だくのヘロヘロ状態に・・・

しかし、つきたての餅は最高に美味しかったです!!!

きなこ、納豆、大根おろし、雑煮に加え、あんこ餅、いちご大福、よもぎ餅など、多彩な餅の数々にお腹も十分に満足させて頂きました。

帰宅時に、2升分のお持ちを頂き、今朝は少し早めの「餅入り雑煮」を堪能しました。



町内会の餅つき大会に参加した時もそうでしたが、ご年配の方々は見事に杵をつきます。

私たちやもっと若い男子は、ちょっとやってバテバテになっていましたが、諸先輩の皆さんは、その後も何度も何度もついていました。

私が小学生の頃でも、町内で餅つきをするところは少なくなり、我が家も餅つき器で餅をついていましたが、高校時代にはそれも無くなり、お店で切り餅を買ってくるようになり、餅つきを見たり参加したりする機会はほどんどありませんでした。



今回、餅つきに参加して感じた事がありました。


①出来たてが食べられる事。

②自分の体を使って食事や食材を作る事。



食材は、採れたて、出来たてが最も体に優しいと思います。

どれだけ体に良いとされる素材でも、加工の工程が増える毎に、作られてからの日数が経過する毎に自然からの恩恵は損なわれ、やがて害を及ぼす事になる事も多々あります。

自然なものを、自然な状態で新鮮なうちに頂く事。

すなわち、これは生命を頂く事になります。


江戸時代中期の観相学の大家と言われる水野南北さんは、人を占う際、その人の飲食の様子を聞いて、それによって一生涯の運、不運を判断したところ、万人に一人の失敗もない事が分かり、人の運命は飲食と一つであると確信し、相法の極意と定め、下記の言葉を残されました。


「食は命なり」

「食はその人の運命を左右する」



世の中には、便利で体に良さそうなものが沢山ありますが、自然界が育んだものだけが自然界で受け入れられ、生命あるものだけが生命を育むのだと思います。

効率の良さや成分の含有量だけではなく、生きたモノを出来るだけ新鮮な状態で頂く事で、美味しさも格別ですし、自分の体にとっても最高の贈り物だと思います。

今食べているものが、1年後の私たちの体を作ってくれます。



それにしても、つきたてのお餅、美味しかったです。

長女りおも、餅つきに参加しました。。。

0 件のコメント:

コメントを投稿