歌舞伎界に新たな風を送り続けていた中村勘三郎が、ご逝去されました。
57歳という年齢は若過ぎますが、石原裕次郎さん、美空ひばりさんをはじめ、スポーツ界や芸能界などでひときわ大きな輝きを放つ存在は、若くして天に召される方が多い様に思います。
また、プロ野球の横浜DeNAの中畑清監督の奥さまも、ガンで亡くなられました。
59歳だった様です。
今朝のテレビで、歌舞伎研究の専門家の先生がコメントされていましたが、古典的な歌舞伎の枠にとどまらず、様々な分野で歌舞伎界のすそ野を広げた先駆者で、これから益々ご活躍される存在だっただけに誠に残念と言われておりました。
ご冥福をお祈り申し上げます。
中村勘三郎さんは食道ガンの手術を受けたのが7月で、約4ヶ月後に亡くなられました。
手術は12時間と報道されていますが、そうであれば初期の軽い病状ではなく、相当進んでいたのではないでしょうか?
また、術後に肺炎を起こした事が今回の事に繋がった様ですが、その原因は手術で人工肺を長時間使用した事や抗ガン剤などにあったのではないでしょうか?
私は、仕事柄、その様な事例に触れる機会が多いのですが、もしその様な治療を行っていなければどうだったのだろう?
手術は受けても、その後の抗ガン剤や放射線などで化学療法を受けなければどうなっていたのだろう?と、たらればはありませんが、いつも考えてしまいます。
私は今までに、末期ガンの治験例を多々見てきました。
完全にガンが消失したり、病院で宣告された余命よりも何倍も長くお元気に過ごされている例が沢山あります。
そのまま今もお元気にされている方もいらっしゃいますが、頭を悩ませて、理解できない様な事例もありました。
手の施しようが無いとの事で緩和ケアのみになっていた状態から核酸を飲み始め、結果的に治癒されましたが、社会復帰されると、ガンが発症する前の生活に戻ると短期間でガンが再発・・・
しかし、その後は様々な理由で核酸が使えなくなり、そのまま亡くなられてしまう例が少なくありません。
核酸に限らず、ガンが治癒する事例は沢山存在しますが、一旦治癒したものが再発した場合、同じ事をすればまた良くなるのでは?と考えるのが一般的な事と思っていましたので、当初は理解が出来ず、随分頭を悩ませました。
しかし、私の父の様に、46歳で脳溢血で倒れ、99.9%助からないという宣告を受けたにも関わらず一命を取り留め、その後も全身の血管がボロボロで90歳の身体だから2年以内に同じ病気が発症すると言われたにも関わらず、現在74歳という例もあります。
私は出した答えは、
「結局、寿命は誰にも計る事は出来ない。どの様な年齢で亡くなられても、それがその方が生まれて来る時に決めてきた寿命」
という事になりました。
自分の大切な方を亡くすという事は、計りしれない大きな悲しみを伴いますが、それを乗り越えていく事も大切ですし、自分自身も、明日事故に合うかもしれませんし、何歳まで生きられるか?という寿命は、誰にもわかりません。
★自分の体調が悪い時は、無理をせず、ゆっくり休む。
★日常生活の中に、自分の体調を崩す原因が潜んでいますので、体調が悪いと感じた時にその前の習慣を振り返り、体質に合わない事には注意する。
現代社会では、実践の難しいこの2点ですが、少し意識するだけでも随分違いますので、実践してみてはいかがでしょうか?
毎日を悔いが残らぬように過ごす事が大切ですね。
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