2013年1月23日水曜日

やや太り気味の方が長生き!

太り気味の方に朗報が・・・

肥満は、各種生活習慣病の原因となり早期の死亡リスクを増大させますが、やや過体重の場合は死亡リスクが低下することが国際的研究により明らかになりました。


今までにも、痩せすぎていると、片頭痛が発症し易いとか、寿命が短いなどの情報がありましたが、やはり少し太り気味の方の方が健康で長生きする傾向があるのだと思います。


世界各国の成人を対象とした研究の結果には、顕著な一貫性がみられたという。

研究著者で米国疾病管理予防センター(CDC)国立保健統計センター上級科学研究員は、このような結果となった因子はいくつか考えられると述べ、「過体重の人は早めに医師の診察を受けるか、頻繁にスクリーニングを受けていると考えられる。また、ガイドラインに従って治療を受ける確率が高いか、脂肪そのものに心臓保護作用があるか、身体に対するショックからの回復力が高く、耐性に優れている可能性もある」と言われいます。

今回の研究では、米国、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリア、中国、台湾、日本、ブラジル、イスラエル、インド、メキシコで実施された97件の研究の参加者288万人のデータを収集。
ボディ・マス・インデックス(BMI:身長と体重に基づく体脂肪評価値)に着目し、各研究のデータを統合した結果・・・

★標準体重の人に比べ、過体重の人は死亡リスクが6%低い

★肥満の人は死亡リスクが18%高い

★最も軽度の肥満では標準体重に比べ死亡リスクが5%低い

★最も重度の肥満では死亡リスクが29%高い


※この研究では、体重と早期死亡リスクの関連は認められたが、因果関係は明らかにされていません。



以前より、年齢と共に、体重も血圧も少しずつ上昇していく方が健康で長生きできるという報告もあります。


私個人の意見ですが・・・

10代から、ぽっちゃりしていた方と痩せていた方では、体型への考え方は変わると思います。

脂肪細胞の数は、10代までに肥満の経験があるか無いかで変わってくると言われています。

肥満の経験がある場合には脂肪細胞は増え、肥満の経験が無い場合は脂肪細胞の数は少なくなる様です。


肥満傾向になると、脂肪細胞が少ない方は多い方に比べて一個の脂肪細胞の中に蓄える脂肪の量が多くなります。

肥満自体は死亡リスクを高めますが、同じ肥満でも、10代で肥満の経験のある方よりも、10代で肥満の経験が無い方の方が、より様々なリスクが高くなると感じています。


私も20代半ばまでは体脂肪10%以下の体育会系の体でしたが、20代後半からメタボ一直線でした。ミニバレーを始めてから、筋力も少し戻り、体も多少絞れましたが、油断するとすぐに過体重となります。
私の場合、きれいな太り方ではなく、節制を怠ると若くして病気が発症し易い体質をもっていると感じていますので、自己管理がより必要な体だと思っています。

30歳でタバコをキッパリ止められて、本当に良かったと常々実感しています。


タバコやアルコール、食事など、日常生活の中で何をしていても良いですが、自分の体調の変化や推移を把握して、自分にとって良い習慣と悪い習慣を見極め、身体が御機嫌良く働ける環境を心掛ける事がとても大切な健康法だと思います。


特に、最近では何にでも使われている「ブドウ糖果糖液」・・・

これが、糖尿病を増やし、生活習慣病に至る大きな原因の一つだと思っています。

皆さん、ご注意を。。。

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