2013年2月13日水曜日

米農家さん訪問

半月ぶりのアップとなってしまいました。

今週月曜日の祝日、札幌市白石区のミニバレーの大会に出場し、優勝しました。

最近は、準優勝、3位ばかりでなかなか優勝出来なかった嬉しかったです!!!

今回は、全般的に調子も良く、大事なところでスパイクもサーブも決まり、チームメイトの皆さんの調子も良くて、久々に快勝!といった優勝でした。





先週、道東の別海町の友人のご紹介で、奈井江町の米とメロンを生産している農家さんに行ってきました。

奈井江町は、岩見沢市と美唄市の中間に位置する人口6,300人の町で、かつては炭鉱で賑わっていましたが、現在は農業と製造業が主な産業です。

予備知識も無く、友人に言われるがまま行ってきましたが、実は凄い農家さんでした。

北海道で今、有名なブランド米として、「ゆめぴりか」があります。
モチモチしていて、北海道でも大人気のお米です。

奈井江町は、この「ゆめぴりか」の産地として有名な地域で、今回伺ってきた農家さん達が生産しているお米は、専門誌では最高ランクの評価を受けていました。


砂川産ゆめぴりかが、今回伺った生産者さんのグループのお米です。


以前、隣町でメロンに核酸を活用していただいた事があり、その時に窓口で担当してくれていたお客様にも同行して頂き、当時の話や、サクランボやブドウに活用した事例なども資料を見て頂きながらご説明させて頂きました。

とても知的な生産者さんで、頭の回転が素晴らしく早く、話がスムーズに通る印象で、お話していても気持ちが良い内容でした。


お米は、札幌のお隣の当別町で核酸米を生産されている桧山農場さんの資料を見て頂き、無農薬栽培や減農薬栽培の際の活用例を見て頂きました。

メロンでは、過去に隣町の核酸栽培の資料を見ていただき、糖度が異常に高くなっている点に驚かれていました。


核酸B液のサンプルをお渡しし、色々とお試し頂く予定です。


まだまだ厳しい冬です。。。



今回お聞きした生産者さんのお話は、今の農業の難しさを改めて感じる内容でした。

メロンでは、国道沿いに畑が並ぶ地域で知名度が上がって来たため、農家さんは利益率の高い直売所で良い品を販売し、一般市場にはそれ以外の商品を出荷していた為、市場価値が低下してブランド自体が崩壊してしまった例。

米では、北海道のお米では、全国ナンバーワンの栄誉を受けたお米の地域で、一斉に同じ米を作り始めた事で、品質に格差が生じてしまい、ブランド価値が下がる事で価格を下げて販売する悪循環に陥り、やはりブランド力が低下してしまった例などのお話をお聞きしました。



今回伺った生産者さんは、伊勢丹に並ぶお米を基準に生産されている非常に志の高い方で、故に直売でも価格はほとんど値引きしていませんでした。

商品力を高めながらブランド力を高め、それを維持していく事の難しさを感じました。

そして、自分たちの畑を、地域を、そして食材を一生懸命守り、育てている生産者の皆さんの努力は並大抵の努力では無いと思います。

毎日食べるなら「ふっくりんこ」がオススメの様です。



北海道は日本の食料倉庫を言われる位、農業地域です。

弊社社長が大切にしている言葉に、「食は命なり、人の生は食をもって第一とする」があります。

私たちは、気軽にパッケージや価格で食物を選びがちですが、私たちが口にしたものは、1年後、4年後、7年後の自分の体を作る基になります。

我が家も育ち盛りが3人いますので、良いものばかりは買えませんが、せめて生産者の見える食材を選んで行きたい。

できれば、生産者さんに直接赴いて食材を調達していきたいと、年々強く思っています。


まずは、お米とメロン。

乞うご期待です!!!


「食は命なり!」




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