今朝の札幌は晴れの様な曇りの様な・・・天気です。
最近は、また沢山雪が降って、歩く人も車を運転する人も大変です。
今朝の通勤時、前を走るバスと路肩に積み上げられた雪山の高さがほとんど同じ・・・
大好きな春は遠い、今日この頃です。
さて、18日(月)に、核酸のご愛用者様でもある私の仲間が、日経新聞の全国版に掲載されましたので、ご紹介します。
有限会社ナカジマの中島康晴さんが運営している、自社で育てたサフォーク種の羊の肉を提供するジンギスカンのお店「いただきます」です。
元々は、ゲーム会社を運営していましたが、子供に継承したい仕事として「食」を選ばれて、その中でも北海道の名産であるジンギスカンに目を付けて、自らサフォーク種の羊を育てるところから手掛けたこだわりのお肉を提供しています。
私の個人的な仲間でもある中島さんですが、ある時、突然中島さんから私の携帯に核酸の注文の電話が入りました。
驚きつつも、配達を兼ねて会社に訪問すると、過去に継続して核酸を使っていたとの事・・・
あっ!!!
当時、弊社で直営していた健康サロンに核酸を買いに来ていた事を思い出し、話に花が咲きました。
ケガをした農場の場長さんの為にご購入されました。
北海道はジンギスカンの産地ですが、実は北海道産のジンギスカンは北海道ではなかなか食べる事ができません。
「少年よ!大志を抱け!」で有名なクラーク博士の像がある羊ヶ丘展望台の隣にも羊が沢山飼育されていますが、展望台の中のレストランのジンギスカンは、残念ながらそこで飼育されているお肉では無いんです。
以前、京都から代理店様の御一行様が来道された際、千歳空港で販売されていた北海道産の「生ラム肉」にとても感動されていましたが、実は北海道に住んでいても、なかなか食べられない物なんです。
以前、無添加のハム、ソーセージを製造している会社の社長から伺った話より・・・
ソーセージを作る際、鮮度の良いお肉を使わないと水分と脂が上手く混ざらず、乳化剤や安定剤を入れないと作れないと言われていました。
鮮度の良いお肉には、ATPと呼ばれる細胞の活動に不可欠な成分が残っているから、添加物を使わなくても良く混ざるそうですが、鮮度が落ちるとATPは消失する為、そのままでは混ざりにくくなる為、添加物を使わざるを得ないそうです。
物によっては大量の添加物を使う為、出来あがる量が元々のお肉の1.5倍~2倍にもなる物もあるそうです。
この社長は、本場ドイツにハム&ソーセージ作りの修行の為に3年ほど居た様ですが、ドイツでは全国流通するハム&ソーセージではなく、その地域で昔からある工房で昔ながらの製法で作られるものを主に食していると言われていました。ビールも同様の様です。
なるほど!
地域の物を地域で消費すれば、添加物もいらないので新鮮で安全な美味しい自然の味を堪能する事ができます。
それが食べたければ、その地域に赴き、その風土の中で食を楽しむのが自然です。
それを北海道の物を沖縄で食べたり、沖縄の物を北海道で食べようとするから、添加物など不自然なモノが必要となります。
その結果、私たち日本人は、1年間で4kgとも8kgとも言われる食品添加物を食べ続けています。
発展途上の地域にコンビニができると、土葬されたご遺体が腐らずに何年もそのままで残っているという話を聞いた事があります。
日本国内でも、ご遺体が傷みにくくなっている為、以前は大量に使っていたドライアイスを使わなくてもよくなってきている・・・と、私の知り合いの葬儀やさんから実際にお聞きした事もあります。
1980年代後半、ファストフードなどの台頭によって、ヨーロッパで昔からの伝統的な食文化が存続の危機を迎えた事がきっかけとなり、イタリアからスローフードという運動が始まりました。
昔ながらの工房で、昔ながらの製法で作られていた食が、スローフードの活動によって見直され、守られてきたのだと思います。
「私たちは動植物の命を頂いて、自らの命を繋いでいます。」
効率や便利さではなく、如何に新鮮で、安全なモノを戴くかが、食に関して最優先されるべき判断基準だと思います。
そう考えると、地元で採れた新鮮な食材を積極的に食べる事が、健康な毎日にとって最も重要な事であり、それが農業や酪農を反映させていく源泉となるのだと、私は考えています。
最後に、北海道に来て美味しいジンギスカンが食べたいと思う時には、是非、中島さんの「いただきます」に行ってみて下さい。
ジンギスカン羊飼いの店「いただきます」
http://xn--u8jf3af20ad.net/
※お使い物で関東の方にお贈りした際、「ラム肉と言われなければラム肉とわからない程、クセがなく美味しいお肉でした」との感想を戴きました。
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