2011年9月22日木曜日

新生児蘇生法

今朝の札幌は曇り・・・

昨日は、台風15号の影響で東京では電車が止まり、大変な状況になっていましたね・・・

弊社社長が出席する予定だった代理店様の加盟店会議が台風の影響で中止になりましたが、本当に良かったと一安心しております。


今朝の日経新聞で、「新生児 脳性まひ防げ」という記事が掲載されていました。

記事によりますと、新生児の10人に1人は何らかの蘇生術が必要との事です。


確かに・・・

我が家の長男「ユウタ」の出産の際、私も立ち会い妻の肩口から声をかけていました。

長男の頭が顔を出し、腕が出て、上半身が出始めた途端、ツルんと生まれてきましたが、長男は上半身が出るか出ないかの段階で羊水を吐きながら産声をあげました。

私も初めての経験でしたので、ただただ驚きの連続でしたが、その際にベテランの助産婦さんが、
「こんな元気な赤ちゃんは20年ぶりだ!!!」と驚かれていました。





???

何が違うのか、助産婦さんに聞くと・・

「昔はこの子の様に、自ら羊水を吐きながら産声を上げる子供ばかりだったが、最近はほとんど見なくなった。そればかりか、いろいろやらないと産声を上げないならまだしも、ひどい場合には気管に管を入れて羊水を吸引しないと産声を上げない子供もいる」と言われていました。

その際に、羊水も非常にきれいだと褒められました。

羊水が汚れている場合は多いらしく、ひどい場合には黒っぽく濁り、ドブの様な臭いがする場合もあると言われ、驚きました。

そんな羊水の中に十月十日入っているのですから、アレルギーが増えているのも仕方が無いのでしょうね。



新生児の10人に1人必要と言われる蘇生術は、背中や足の裏へのさする程度の刺激のほか、吸引機で気道から羊水を除去するなど、気道確保と人工呼吸用のマスクのみで9割は蘇生可能と記載されていましたが、1割はそれ以上の蘇生術が必要なんですね・・・


記事の中で、重い脳性まひの新生児には保障制度がある様ですが、2009年生まれでその対象になるのは440人になると見込んでいるとあります。

新生児1,000人当たりでは0.44人になるそうです。

日本では年間100万人の新生児が生まれている事になるんですね・・・


1990年に、妻が陣痛促進剤を過剰投与された直後に急変し、生まれた長女は脳性まひで生後9日目に亡くなられた例も紹介されていました。



以前、「子供の体質は、受精後、5~7日の両親の生活習慣で決まる!」という学術発表を読んだ事があります。

食品添加物や様々な化学物質が氾濫し、不規則な生活習慣に加え、体調不良には栄養ドリンクや医薬品で対処している現在の環境は、大人には大きな問題にならなくても、これから赤ちゃんを育む若い世代の方々は、子供が欲しいと思った時点から気を付けなければならない点が多々あるのではないでしょうか?


そういえば、我が家の次男「コウタ」の誕生日は、お盆休み真っただ中の8月14日ですが・・・

我が家がお世話になっていた病院は、いつもベットの空きが無い人気のある産婦人科でしたが、「コウタ」が生まれた日は珍しくガラガラでした。

以前、医師や病院の都合で生まれる日を調整している!といった記事を読んだ事があった為、看護師さんに「いくらお盆休み期間だからといって、これはひどいんじゃないですか?」と聞いたら・・・

「いやいや・・・私たちの都合ではないんですよ!連休中にご主人と共にゆっくり過ごしたいから、連休前に早目に生みたいと希望される方が多いんです」と・・・


「人は潮が満ちた時に生まれ、潮が引いた時に死んでゆく」

自然の摂理に反する行動は、全て子供に反映されていきます。

できるだけ、自然の摂理に沿った環境が良いと思うのですが?



前回のクイズの答えです・・・


最も風邪をひかないのは

②の「帰宅後、ぬるま湯でうがいと手洗いをする」でした。

次は、僅差で①の「帰宅後、うがいも手洗いもしない」。



最も風邪をひいたのは・・・

③の「帰宅後、うがい薬でうがいをし、除菌石鹸で手洗いをする」・・・


世界中で大規模な調査が行われ、いずれも同様の結果だったそうです。

なのに、除菌洗剤やうがい薬が未だに当然のごとくCMで流れているのは、何故なんでしょうか???

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