膵臓にも甘みを感じるところ(甘味受容体)があるらしく、それが甘みを感知する事でインスリンを分泌するとの事です。
「味覚は舌だけのものではなかったんですね!!!」
この記事の中で、
「果糖とグルコースを同時に摂取するとより多くのインスリンが分泌され、体への負担が増す。糖の摂取量が高いと膵臓が疲弊し、インスリンを分泌しなくなる原因になるのかもしれない」とありました。
果糖とグルコース(ブドウ糖)???
果糖、グルコース共に単糖類という糖の仲間です。
「果糖」は、糖の中でも甘みが強く、主に果物やハチミツに多く含まれています。
果糖はブドウ糖に変換される割合が非常に低い為、血糖値をあまり上げないと言われていますが、過剰な摂取は血糖値を上昇させる可能性があり、中性脂肪の増加も招くと言われています。
一方、「グルコース(ブドウ糖)」は、脳の唯一のエネルギー源と言われ、体中の細胞のエネルギー源として活用されています。
血液中のブドウ糖濃度を血糖値と呼んでいます。
主にご飯、パン、麺類など炭水化物に多く含まれていて、果物にも含まれています。
果糖とフルコース(ブドウ糖)を同時に摂取する事で、膵臓が疲弊するとありましたが・・・
今は何にでも「ブドウ糖果糖液」が含まれています。
ジュースやお菓子のみならず、お漬物など、食材にも広く使われています。
甘みが強く、単価もお砂糖の7割程度と安価な事から、世界中で使われている様ですが、それが世界中で糖尿病が急増している一端なのでは?と思っています。
また、食の欧米化や食べ合わせにも問題があると思います。
白米にパン、麺類など、ブドウ糖を豊富に含む主食に、果物やブドウ糖果糖液を含む加工食品や清涼飲料水などは、当たり前の様に毎日私たちの口に入ります。
ただでさえ血糖値が上がり易い上に、カロリーの高い食事や脂肪分の多い食事も多く、魅力的なスウィーツなども沢山あります。
お美味しいものを何時でも何処でも食べられるのは幸せな事ですが、どこかで自制しなければ、簡単に病気になってしまう時代でもあります。
まずは、
①「ブドウ糖果糖液」を使っている物を控える。
②ペットボトルの甘い飲み物は、極力控える。
③ご飯やパン、麺類などを頂く際には、副食はお野菜中心にする。
④お肉類を食べる場合には、ご飯やパンではなく、お野菜と一緒に食べる。
⑤おやつは15:00頃にする。
⑥常に腹7分目を心掛ける。(全ての生物で最も寿命が長く、病気の発症も遅い)
⑦遅い時間には、あまり食べない様にする。
⑧食べ過ぎたら、翌日以降の食事で調整する。
⑨食べ過ぎたら、少し身体を使う事を心掛ける。
⑩体調を崩した時の習慣には戻らない。
どれか一つでも実践されると良いのでは・・・
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