2012年3月6日火曜日

睡眠薬が死亡や癌の発症リスク増大に関連

今朝の札幌は、少し雪が降りましたが、プラス気温の穏やかな朝でした。
少しずつ春が近づいて来ている感じです。


「睡眠薬が死亡や癌の発症リスク増大に関連」という記事を目にしました。

「ちょっと気になる、健康ばなし」
http://kennkoubanashi.blogspot.com/2012/03/blog-post_06.html

でもご紹介致しましたが、ようやくエビデンスが出てきました・・・


平均年齢54歳の10,500名の方々を2年半追跡調査した結果です。

★年間に18回量未満処方された方で、非処方の3.6倍!
★年間に18~132回量処方された方で、非処方の4倍以上!
★年間に132回量超えで、非処方の5倍以上!

※これらは、年齢問わず認められましたが、特に18~55歳が最も高かった様です。


★最も高用量の群では食道癌やリンパ腫、肺癌、大腸癌、前立腺癌などの発症リスクも高かった。
★白血病、乳癌、子宮癌、膀胱癌、白血病、メラノーマのリスク増大はみられなかった。


この記事の中で別な専門家は、慢性的に睡眠薬を使用しない様、警告しています。


現在、睡眠薬を常用している後期高齢者の女性のお客様を担当していますが、その影響はとても大きく、肉体には全く問題が無い様ですが、様々な弊害が出ています。


しかも、一昔前は一番強いと言われていた「ハルシオン」が、現在は一般的に処方されています。


今までに飲んでいた薬を調べてみると、新しい睡眠薬は副作用だけみるとハルシオンよりも強烈な薬の様で、年々医薬品が強くなっている事を睡眠薬でも感じました。


私も小学生の頃に不眠症だったので気持ちは分かりますが、せめて常用しない様する事が必要だと思います。


不眠症の方の生活習慣を確認してみると、深夜まで起きている方が非常に多く、その大半がテレビを見ていて遅くなるとの事・・・
録画して翌日見る様にして下さいと伝えると、できない(やりたくない)!との回答・・・


今は朝まで楽しめる物が沢山ありますので、つい夜型の生活に陥り易くなりますが、心身共の健康には「睡眠」はとても重要です。


体調に不安を感じたら早寝早起きを心掛けましょう。

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