2012年6月21日木曜日

大腸ポリープのリスクを軽減

今朝の札幌は曇・・・






日本人の死亡原因の第1位は「ガン」ですが、ガンの中で最も多いとされるのが「肺ガン」です。


男性で最も多いガンも「肺ガン」ですが、女性で最も多いガンは何だと思いますか?












答えは、「大腸ガン」なんです。


2020年には、肺ガン、胃ガンを抜いて、ガンの羅患率1位になると予測されています。


ガンの種類別にみた羅患率 がん・統計白書2004 
ガンの種類別にみた死亡率 がん・統計白書2004 




大腸ガンは、一説にはウォシュレットの普及と共に増加したという説や、冷蔵庫の普及と共に増加しているという説などがあり、どれも普及率と増加率が同じ様に推移している為、完全に否定することはできないと思います。




また、東洋医学(中医学)では、大腸と肺は密接な関係にあると言われていますが、近年になり肺ガンの権威と言われる医師の記事の中に肺ガンを患う方は大腸に転移しやすく、大腸ガンから肺ガンへも転移しやすいとの報告がありました。


私も何らかの関係があると感じています。


大腸ガンの年代別羅患率




「大腸ポリープのリスクを軽減」という記事を見つけましたので、ご紹介します。

米国立消化器系疾患情報センター(NDDIC)は、大腸ポリープを確実に予防する方法はないとしながらも、下記のようなリスクを軽減する生活習慣を勧めています。


・脂質質脂肪の多い食物を減らし、野菜や果物を豊富に摂取する。

・禁煙する。

・アルコールを避ける。

・余分な体重を落とす。

・カルシウムが豊富な食事を摂取する。

・低用量のアスピリンを毎日服用してもよいか、医師に相談する。






皆さん、十分に気を付けている習慣だとは思いますが、今一度、日常生活をチェックされてみてはいかがでしょうか?






追伸


以前、内視鏡を開発し、述べ30万人以上の大腸の検査をされているという、病気にならない生き方の著者である新谷弘実医師の資料の中に、お肉中心の食事をしている方の画像がありました。


岩のりの様な黒いドロドロしたものが、大腸の内壁にベッタリとへばり付いている様子から、この状態ならガンになっても仕方が無いと思います。






食事が全てではありませんが、食べる事も健康生活の大きな要素である事は間違いありません。

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