札幌は、一点の曇りもない、素晴らしい天気です。
タイセイ本社ビルから見た景色 |
午後から車で出かけた際、車の外気温度計の表示が28.5℃・・・
札幌も、ようやくイイ感じになってきました。
会社前の通り |
本州では、梅雨があけてから1週間が、最も熱中症が発生する時期となります。
体が急激な暑さに対応できないのでしょうね・・・
1週間が過ぎた頃から体が慣れてきて、熱中症の発生率が低下する様です。
熱中症対策には、睡眠不足や水分補給などに注意が必要ですが、 信州大学の能勢博教授らのが長年研究された熱中症対策がありますので、ご紹介します。
昨年の震災以降、節電により冷房などをあまり使わない傾向から、特に熱中症対策が必要と言われています。
熱中症を予防するためには、暑さに負けない体温調節能力を持つことが重要です。
体温調節機能を持つ“からだ”とは?
・・・ポイントは血液量です。
★血液の量が増えると、皮膚にたくさんの血液を流すことができます。
★また、汗を沢山かく事で、皮膚からたくさんの熱を逃がすことができ、体温を上げずに生活できるのです!
では、どうしたら血液量を増やすことが出来るのか?
信州大学で研究されてきた方法が、「インターバル速歩」+「牛乳」です。
■インターバル速歩とは?■
「インターバル」とは“合間・幕あい”という意味です。
強い運動の合間に弱い運動を行い、それらを交互に繰り返すトレーニング方法を「インターバルトレーニング」と呼びます。
人間機関車と呼ばれたチェコの長距離走者エミール・ザトペックはこのトレーニングを積極的に行い、ヘルシンキオリンピックの長距離3種目で金メダルを獲得しました。
この方法を速歩に応用したものがインターバル速歩です。
つまりインターバル速歩は、速歩きとゆっくり歩きを数分間ずつ交互に繰り返す運動です。
無理のない自分のペースで実践することが大切です。早歩きといっても、会話できる程度で十分の様です。
※3分間早歩きをして、次の3分間はのんびり歩く、これを30分程度繰り返すだけです。
■インターバル速歩の後のコップ1杯の牛乳で肝機能向上■
インターバル速歩など、自分が少しだけしんどいと思う運動をした後に、30分~1時間以内にコップ1杯の牛乳を飲む事で、運動の効果が倍増し、血流が向上し、肝機能の働きも向上することが分かっています。
※牛乳だけでなく、ヨーグルトやチーズでも同様の効果が期待できるそうです。
熱中症予防by信州大学
http://www.jtrc.or.jp/pdf/nechushou.pdf
インターバル速歩と牛乳の組み合わせを4週間続けた高齢者では、汗のかきやすさが20%も向上した結果が出ています。
信州大学では、若い方にはジョギングを勧めています。
この夏を健やかに乗り切るため、実践してみてはいかがでしょうか?
追伸
牛乳のかわりに豆乳、運動のかわりにサウナなどは、データがないので分からないとの事です。
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