最高気温も26℃になりそうで、ようやく温かい札幌が訪れそうです!
昨日は、カラス襲撃事件がありました。
お昼休みに外出した女子スタッフが、会社敷地内から出る際に渡るタイセイブリッジの周辺でカラスの襲撃を受けたと報告がありました。
今朝、ビル清掃の方も昨日カラスの襲撃を受けて恐かった・・・と言われていました。
会社の周りには大きな木が沢山あり、その中にカラスの巣があると思われ、過去にも何度かカラス駆除の依頼を札幌市にお願いした事がありました。
ビル正面にある大きな木 |
今回襲撃を受けた女子スタッフは、カラスが頭ギリギリのところを飛び、足で攻撃された様です。
早速、「札幌市環境局みどりの推進部みどりの推進課」というところに連絡をして、事情を説明。
市の担当者の話では、今の時期はヒナが生まれて飛ぶ訓練をしている時期で、上手く飛べないヒナが巣から落ちると、地面を歩きながら飛ぶ訓練をして1週間程度で巣のある高さまで飛べるようになるとの事。
その間、親鳥は子を守るために歩いている人を攻撃するらしいです。
1時間程度で業者さんが来て、ヘルメットを被り、頑丈な虫取り網の様な道具を持って、ヒナの探索に出かけました。
ヒナは下を歩いていると思われる為、ビルの敷地内を歩きまわり、見事カラスのヒナを捕獲!!!
車の中のBOXに入れて上から毛布をかけて作業完了!!!
業者さんの車 |
業者さんがサインをもらいに来たので、カラスについて色々と聞いてみました。
・今の時期、1つの巣にヒナが3~4羽程度生まれるそうです。
・飛行訓練は1週間程度ですが、その間に巣から落ちると地面を歩きながら訓練をするそうです。
・ヒナが巣に戻るまでの期間、親鳥がヒナを守るため、近くに来た物を攻撃する様です。
・ヒナといっても、身体は一般的な大人のカラス程度の大きさの様です。
・カラスは生まれて1年目の秋に近くの山に行き、伴侶を見つけつつ越冬し、翌年、町に戻ってくるそうです。
・つがいとなったカラスは、町に戻ると巣を作り、卵を産むそうです。
・ヒナを授からないカラスは、10羽程度のグループを形成し、ヒナのいる巣を攻撃する事があるそうです。(実際に、最近、会社近くの道路にヒナが4羽巣から落ちて死んでいたそうですが、その際に10羽程度のカラスが巣を襲撃していたそうです。)
最後に・・・捕獲したヒナはどうするんですか?と尋ねると・・・
業者さん:「遠くの山に放ちますので、ご安心を・・・」。
ホッとしました・・・
それにしても、子供を授からなかったカラスが子供を授かった家庭を攻撃するとは・・・
カラスの世界も、色々大変みたいですね・・・
ヒナが居なくなると、カラスは驚くほど静かになり、一安心です。。。
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