2012年5月25日金曜日

管理職に迫る危機!

今朝の札幌は見事な快晴!!!

好天に恵まれている今日この頃です。

私の席から見える景色

昨日の記事で、「死亡率上昇!管理職に迫る危機」というショッキングな内容がありましたので、ご紹介します。




30~50代の男性のうち、会社役員や部課長ら「管理職」と医師や教員ら「専門・技術職」の死亡率が2000年ごろを境に急激に高まり、事務職など「その他の職種」の平均を上回っていることが分かった。働き盛り世代の身辺にどんな危機が迫っているのか・・・と始まっています。

北里大の和田耕治講師(公衆衛生学)らが3月9日付の英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルに論文を発表した。和田さんらは、人口動態統計や5年ごとの国勢調査を基に、職種を(1)専門・技術職(2)管理職(3)その他の職種(事務、販売、労務職など)に分類し、それぞれの死亡率(10万人当たりの死亡者数)を分析した結果、3グループとも1980年以降、死亡率は低下傾向だったのに対し、00年には管理職の死亡率が95年の1.6倍、専門・技術職は1.4倍に跳ね上がり、その他の職種の平均を上回った。

死因のうち増加が目立ったのは肺・大腸のがん、さらに自殺だ。



00年の肺・大腸がんによる死亡率は、その他の職種では95年より低かったが、管理職と専門・技術職では1.3~1.7倍に。自殺による死亡率も、その他の職種の1.4倍に対し管理職は2.7倍、専門・技術職は2.3倍に上昇した。

生活習慣とも関わるがんが死亡率を高めた原因について、産業医の経験もある和田さんは「管理職の人の方が肥満や飲酒、運動不足が多いという報告がある。



多忙を理由に医療機関に行かないなど『診断の遅れ』も背景にあるのではないか」と推測する。

欧米の先進国では、生活管理への意識が高い管理職や専門・技術職の方が、生産現場などで働く「ブルーカラー」より死亡率が低いというのが「定説」とされてきた。今回のデータから「日本特有の健康格差の逆転が起きている可能性がある」と和田さんは言う。


といった内容でした。




以前、お客様のご紹介で相談を受けた方のお話を思い出しました。

世界的企業の社長レースに勝ち残り、次期社長に就任する予定だった50代前半の男性でしたが、末期の肺ガンが見つかり、奥さまが私に相談された時点で余命1カ月・・・

病院では治療が無いと言われ、藁をも掴む思いでご相談されたのだと思います。

核酸を飲み始めた直後から、嘔吐する様な勢いで痰が止めどなく出続けました。
それでも痰が出続ける以外は、自宅で過ごす事が出来る程、酷い苦しみは出ていなかった様です。
献身的な奥さまやお子様達の様子に、いつも感銘を受けていました。


結局、その後8カ月を過ぎた頃から入院し、帰らぬ人となりました。

その後、奥さまがこんな事を言われていました。
「家庭やプライベートの時間はほとんど無い位、会社に尽くしてきた方でした。もう少しで目標が叶う直前での発病。私は出世しなくてもイイから、長生きしてほしかった・・・余生を二人でゆっくり過ごしたかった」と・・・



私はこの経験は、私にとっても大きな出来事でした。

頑張って仕事をして、収入を得る!

これは社会生活を営む者にとっては当たり前の事ですが、全てを犠牲にして仕事を優先にするのはいかがなものか?と考えます。
もちろん、仕事が大好きで大好きで、寝る間も惜しんで仕事をしていても楽しくて仕方が無い!という方は、それはそれで良いと思います。

しかし、ストレス発散に深酒をしたくなる様な仕事のあり方は、寿命を縮める事になるのだと思います。

私の愛読書「病気が教えてくれる病気の治し方」の中に、こんな内容があります。

人間の行動には、必ず行動を起こさせる心理があります。
甘いものを欲する場合には、人に甘えたいという強い願望がある。
アルコールを欲する方は、強い葛藤がある。
食べても食べても食べ物を欲したり、買い物したくて仕方が無いといった場合には、心の中に空虚感がある。

などの内容が書かれていました。
ドイツの心理学者と臨床医が、12年間にわたり患者さんの精神状態と身体の関係を調べた結果に基づいたこの本の内容は、衝撃的な物でした。

糖尿病の原因はアルコールや甘いもの、高カロリーのものなどの摂り過ぎがありますが、では何故摂り過ぎてしまうのか、誰も答えを教えてくれませんでしたが、この本が初めて教えてくれました。

自分の思いと仕事で行動している事に大きなギャップがあると、葛藤を生み、アルコールにはしってしまう。「美味しいお酒を嗜む」という呑み方と、ただ深酒をしているというのでは、その背景にある物が全く違います。



私は、ミニバレーというスポーツをやる事で、気持ちの切り替えが出来る様になり、メタボまっしぐらだった身体も随分マシになりました。

何が良いかは人それぞれですが、身体を動かす事、仕事以外で熱中できる事などが、私たちが健やかに過ごす為には不可欠だと思っています。

一杯一杯になっているな~と感じたら、思い切って休みをとってゆっくり温泉にでも行ってみてはいかがでしょうか?

2012年5月24日木曜日

懐かしい電話!


先日、17年ぶりのお客様よりお電話を頂きました。

弊社から届いたDMを見て、懐かしく思いご連絡を頂いたとの事です。



いつ以来?との話の中で、私と最後にお話ししたのは私が結婚する直前だった様なので26歳頃・・・とすると、なんと18年以上前・・・

平成4年、当時のローカル番組パック2で核酸を紹介されたのを見てご注文頂いたのが最初で、随分熱心に弊社核酸をご愛用頂き、頻繁にお問い合わせのご連絡も頂いていました。

その後、弊社から独立した会社が担当していた為、お話する機会が無くなってしまいました。


そのお客様は当時60歳を過ぎた年齢だったと思いますが、いつもご主人とのラブラブ話などをお聞きしていたのを良く覚えています。


そのご主人様は、仕事の影響で発症したと診断された肺ガンですでに亡くなられていましたが、亡くなる1ヶ月前まで普通に生活され、入院した後も痛みも出ず、何の治療も受けなかったにも関わらず全く苦しまなかったと言われ、他の肺ガンの方と比べると全然違ったので、少しずつでも核酸を飲んでいたお陰と言われていました。


7年位核酸を使っていなかった様ですが、今回のDMをきっかけにまた使い始めると言われていました。



何度かお手紙をお出ししたりして、どうされているのかな?と思っていたお客様でしたので、本当に嬉しかったですし、何年経っても交流できるってありがたいですね。。。




今朝、チェコのお客様から届いたメールの中に、最近のプラハの景色が添付されていましたので、最後にご紹介致します。

素敵すぎます!!!


2012年5月23日水曜日

次男「コウタ」、南北海道大会進出!!!


今日の札幌は快晴!!!です。

良い天気が続いて、気分もウキウキですね・・・



現在、女子の全日本バレーチームは、オリンピック出場をかけて試合に挑んでいます。



この前の土、日、次男コウタのバレー少年団が南北海道大会をかけて全市の大会に挑みました。

今年は久々に南北海道大会に進出できる可能性があるメンバーでしたので、監督、コーチはかなり気合が入っていました。

土曜日の予選で全勝すれば、日曜日の決勝トーナメントで絶対王者とは別のブロックに入る為、一つ勝てば決勝戦に進出する可能性があります。


初戦は、みんなサーブがガンガン決まり、一方的な内容で勝利!!!

おっ!!!これは次の試合も期待できる!!!!


二試合目は、実力が拮抗していて、いつも勝ったり負けたりしているチームとの対戦。
一試合目の調子で行けば・・・


1セット目は、サーブも良く、一方的な内容で奪取!

おっ!!!

2セット目、逆に相手にやられて、勝負の3セット目・・・

粘りはしたものの、敗戦・・・


珍しく次男コウタが試合後泣いていて、相当悔しかった様子・・・

サーブを打つコウタ



気を取り直して、日曜日。。。

初戦で敗退すると、その時点で終了です・・・

苦戦はしたものの、ストレートで下して、準決勝進出!
久々に胃の痛くなる試合を観戦させて頂きました。

この時点で、南北海道大会進出が決まったので一安心でした。



そして、絶対王者に挑んだ準決勝!!!

以前よりは善戦したものの、ストレート負け・・・


3位決定戦では、前日敗退したチームとの対戦を制し、3位で終わりました!!!

向う側のチームの前列中央がコウタ


子供たちは、身体も心も成長し、今ダメでも中学、高校で花が咲くかも知れませんので、今の勝ち負けに一喜一憂しても意味が無いとは思いつつ、自分の試合の何十倍も緊張し、胃の痛くなる思いをした一日でした。


今年の南北海道大会の開催地は「函館」です。

長男の中体連も同日開催で、札幌ではミニバレーの大きな大会もありますが、妻のチームが4連覇かかっているので、私は出場せず、子供の応援に忙しい2日間を堪能しようと思います。


家族みんなが健康でスポーツを楽しめる事に、今日も感謝です。

2012年5月21日月曜日

非アスピリン系消炎鎮痛剤で心血管リスク増大!

今朝は、日本中が「金環日食」一色でしたが、我が家では曇りで全く分かりませんでした・・・



非アスピリン系消炎鎮痛剤(cox-2阻害薬)が、心筋梗塞および脳卒中のリスク増大に繋がる・・・


そんな新しい研究が明らかになりました。


非アスピリン系消炎鎮痛剤には、「イブ」「バファリンルナ」「ロキソニン」「ボルタレン」「セレコックス」、外用剤として「インドメタシン」などもあります。








COX-2阻害薬とは?


非アスピリン系消炎鎮痛剤は、主に・・・


・抗炎症作用
・抗凝固作用
・鎮痛作用

などがあります。






この薬はアメリカで広範に使用されていましたが、心血管イベントリスクを高めることが研究で示され、それぞれ2004年および2005年に市場から回収されました。


人の身体には、血が固まる働きと固まるのを防ぐ働き、血管が収縮する働きと拡張する働きがあります。


今回の研究では、cox-2阻害薬によって防御的サイドが打ち負かされてバランスが崩れ、収縮をもたらす働きだけが残るため、血が固まったり動脈が収縮するリスクが高まることがわかった様です。


一般的には何の事か良く分からない内容ですが、これにより脳卒中や心筋梗塞が起こる可能性が高くなる事は間違いなさそうです。

しかも、使用する量が多いほど心血管のリスクが高くなる様です。



これらのお薬には、抗凝固作用も報告されている為、本来は血栓ができるのを抑えるはずですが、逆に血栓が起こり易くなる面もあるという事だと思います。


日本で販売されている COX-2阻害薬 には「セレコックス」などがありますが、多数の人が利用しているイブプロフェンをはじめ、非ステロイド性抗炎症薬に同じ問題があると言います。


主な非アスピリン系消炎鎮痛剤一覧





実際に、お薬の添付文書を調べてみましたら、確かに強い警告としてこれらの内容が明記されていました。





日本国内では、非アスピリン系のお薬として知名度の高い「イブプロフェン」などは、誰でも簡単に使えるお薬ですので、日常的に使用して問題が起きている可能性があります。


しかし、まさか頭が痛いなどで何気なく飲んでいる薬が心筋梗塞や脳梗塞の原因になるとは、夢にも思いません・・・








日本の死亡原因の1位がガンと言われていますが、実は心筋梗塞と脳梗塞、エコノミー症候群など、血栓が原因の死亡者数を合わせると、ガンよりも多いと言われています。




動脈硬化も含めて、近年は血栓が起こる頻度が非常に多い様に感じていますが、、今回のCOX-2阻害薬の例も含め、現在の私たちの生活習慣には血栓が起こり易い要素があるのではないか・・・?と感じています。








以前は医師の処方が必要だったお薬も、今では簡単に薬局で手に入る時代です。


だからこそ、専門の医師や薬剤師に必ず相談の上、お薬を使用して頂きたいと思いますし、お薬には必ず効能と相反する副作用が存在しますので、しっかりと調べた上で使う事をおススメします。






お薬は、下記のホームページで調べて下さい。




医療用医薬品の添付文書情報
http://www.info.pmda.go.jp/psearch/html/menu_tenpu_base.html

2012年5月18日金曜日

暑さに強い体を作ろう!!!

今日の札幌も、スカッとした快晴です。。。

緑も増えて、気持ちが良いです・・・

会社近くの幌平橋
幌平橋から藻岩山を望む
地下鉄南北線「幌平橋駅」交差点
タイセイブリッジから見る鴨々川①
タイセイブリッジから見る鴨々川②


先日、テレビで少しキツめの運動の後の牛乳「熱中症対策」という内容が放映されていました。

運動の後の牛乳???


と思って見ていましたが、とても良さそうでしたのでご紹介させて頂きます。

研究されたのは、信州大学医学部の能勢博教授です。




熱中症を予防するには、暑さに負けない「体温調節機能」を持つことが重要と言われています。

簡単に言うと、暑い時には汗を沢山かく事です。


その為にはどうしたら良いのか?

信州大学の研究では、

①少しキツめの運動を30分間行う(インターバル速歩)


②運動後30分以内に、コップ一杯の牛乳を飲む(ヨーグルトやチーズなどでも良い)



が良いそうです。


効果として

●血液の量が増える


●皮膚に沢山の血液を流すことができる


●汗が沢山出る(皮膚から沢山の熱を逃がす事ができる)

などがあるそうです。

汗が沢山出ると、皮膚の温度の上昇を抑える事ができるので、熱中症対策に良いのです。

逆に、おデコを冷やしすぎると冷たさを敏感に感じて、体が熱を逃がさない様にする反応が起こりやすくなると考えられています。



Q/では、何故、運動の後の牛乳なのか?

A/少しキツい運動を30分間行うと、肝臓機能の働きがとても良くなるそうです。
その時に牛乳のタンパク質を摂る事で、体の新陳代謝がとっても向上するようです。



熱中症対策だけでなく、ケガや筋力の衰えの回復、お肌の改善などに良さそうですので、是非、実践してみては如何でしょうか?


ちなみに、今年の3月末から朝のジョギングを開始しましたが、約40分間のジョギング後、シャワーを浴びていると、お肌がツルツルになっている事に気付きます。

皮膚と肝臓は密接な関係と言われています。かなりハードなジョギングの後、肝臓機能の働きが向上しているのかもしれませんね・・・



※救急救命士など専門家向けのマニュアルでは、熱中症になった場合に、冷やすことがすすめられている場所は、首・わ  きの下・またの内側で、特に首は太い血管があるため、効率的に体を冷やすと考えられています。

2012年5月17日木曜日

北海道大学 鈴木章教授

今日は、久々に快晴の札幌です。

会社前の通り

会社敷地内への橋の上から

大好きな新緑の季節となり、朝のランニングも気持ちよかったです・・・




昨日、私の仲間達が北海道大学に取材に行くというので、同席してきました。

その相手は、なんと・・・ノーベル賞を受賞された「鈴木章 北海道大学名誉教授」です。



場所は、北海道大学院工学研究院 有機プロセス工学部門 有機元素化学研究室・・・

なんでも、材料・化学系棟という建物の中にあるらしいのですが、数回しか行ったことのない日本で一番広い北大キャンパス内・・・

地図を見ても、具体的な場所も記載されておらず、駐車場の位置すら分からない・・・

とにかく人に聞きまくり、なんとか材料・化学系棟に辿り着くと、建物内も案内表示が有る訳でもなく、ようやく取材場所のあるフロアに付いても、一般的にあるフロア案内なども無く、結局は一軒一軒覗きながら、なんとか辿り着いた次第です・・・



取材場所は研究室内の雑然とした一角でした。



私たちは見学者なので、邪魔にならない位置から鈴木教授の顔と声を聞いていました。



最初の話は専門的な話でしたので、意味が全く分かりませんでした・・・

ただ、学生時代は数学が大好きだったらしく、その後出会った書籍が有機化学の世界に入るきっかけとなったようです。


後半言われていた話をチラッとご紹介します。

研究人生の中の3分の1の内容が、ノーベル賞につながったそうです。

そして、鈴木教授から、これからの世代に伝えたい事として以下の3点を話されていました。


・「何の為に行うのか?という目的を明確に持つ」

・「どんな小さな事にでも気付く事が出来る」

・「情熱を持って、諦めずに続ける事」


そして・・・

この3点を続けていれば、”女神が微笑んでくれる事がある”と言われていました。


ただ漠然と待っている人のところには、女神は来ませんよ・・・と。




どの分野でも、何かを極めた方の言葉には共通点があり、ただただ圧倒的な存在感でした。

取材が終わり、廊下でお見送りをさせて頂きましたが、ミーハーな私は「握手がしたい」「記念写真を取りたい」と、邪な我欲を抱いておりましたが、いざ鈴木教授が目の前に立つと動けませんでした。

穏やかな表情、言葉、雰囲気の方なのに、その存在感に圧倒されました。

凄い方でした・・・本当に良い経験をさせて頂きました。



取材の最中に先輩が、以前、鈴木教授と会食した際に「鈴木教授のノーベル賞は、特許をとっていたらもらえなかったと言っていたよ」と教えてくれました。



科学者の中には、特許を取得して莫大な利益を得ようとしている方もいらっしゃるかもしれませんが、鈴木教授が発見した「クロスカップリング」は、世界中の方が自由に使えて、抗ガン剤やエイズ治療薬、液晶など、広い分野で使われています。


まさに世の中の役に立っている功績ですし、そのような科学者の方々のたゆまぬ努力の結果に便利な私たちの日常があるのだと感じました。



北海道、そして日本の誇りとなる方にお会い出来た、貴重な一日でした。

2012年5月15日火曜日

コレステロールのお薬

先日の日曜日、昨年悔しい準優勝だったミニバレーの「かなもりクリニック杯」に出場しました。

ゴールデンウィーク中に開催された「ゴールドカップ杯」で足首を痛めてしまい、相方の先輩も足を痛め、チーム練習できぬまま出場し、悔しい準優勝・・・
しかも昨年と同じチームとの決勝戦で、同じ様な負け方・・・学習能力が・・・

まだまだ修行が足りません・・・



コレステロールの高い方が飲む薬「スタチン」に、「横紋筋融解症(おうもんきんゆうかいしょう)」という副作用がある事をご存じですか?


最近の記事で、「スタチンの高用量使用による重篤な筋肉障害の発生は不明」がありました。


横紋筋は、主に骨格を動かす筋肉です。

コレステロールのお薬の「スタチン」には、これらの筋肉を溶かす副作用があるのです!!!

医薬品の添付文書の副作用の欄の中に、横紋筋融解症が明記されています。



コレステロールを下げるお薬を飲み始めてから、おしっこの色が顕著に濃くなったり、筋肉痛の様な症状や階段の上り下り、物を持つなどの動作が辛いなどの症状は、横紋筋融解症という副作用かもしれません。


この記事にある様に、重篤な筋肉障害というのは稀かもしれませんが、筋力の低下位の症状は相当な頻度で起こっているのではないかと、私は感じています。



胆嚢と筋肉も関係があり、胆嚢を手術で取ってしまった方は、筋肉が弱り易いというのは随分前から言われており、年配の方で胆嚢を切除した方では、実際に筋肉に張りや力が無くなっている例が少なくありません。




4月に釧路市に出張した際に、お集まり頂いたお客様の中に、足の悪い方が多数いらっしゃいました。
勉強会終了後、足のケアの方法をお伝えさせて頂きました。

初参加の女性の足をマッサージした際、筋肉に張りが全く無い事から、コレステロールの薬を飲んでいないかを確認すると、やはり飲んでいました。


この女性は、2年前からコレステロールのお薬を飲み始めていて、足の調子が悪くなってきたのは1年前から・・・

薬を飲み始めてすぐに顕著な変化が起これば分かり易いのですが、1年も経過してから出てくると、何が原因で起こっているのか全く分からなくなります。


コレステロールのお薬を飲んでいる方で、最近、足腰が弱くなってきたな~と感じたり、重たい物が持てなくなってきたり、背中や肩のコリが強くなっていたら要注意!!!です。



色々な方とお話していると、「コレステロールは出来るだけ低い方が健康的」と勘違いされている方が少なくありませんが、コレステロールは高すぎるよりも低すぎる方が問題になり易いんです。

慶應義塾大学の近藤誠医師の著書「成人病の真実(文春文庫)」の中に、コレステロール値は高くていいという内容が記載されています。

福井市で、1986年から1989年までに健診を受けた男女3万7千人を対象に5年間追跡した調査結果が記載されていましたが、その内容は驚きの内容でした。


この結果から、男女共にコレステロールが低い程、死亡率が高くなっています。
この内容からは、お薬を飲んで下げる必要性が感じられないと、近藤医師は書かれています。

次に、スタチン剤を服用されている方のコレステロール値と死亡者数です。

こちらも、最も死亡者数の少ないのがコレステロール値が200~280までです。
特に200以下になると高くなり、180以下になると最大値になっています。

コレステロールは、細胞を作る上で必要不可欠なもので、その他にも様々な役割を担っています。
それをむやみに下げる事で問題が生じやすくなり、より低ければ良いという誤った認識に発展してしまいます。

以前から、コレステロールも血圧も年齢と共に徐々に上昇していった方が健康で長生きすると言われていましたが、これらのデータはそれを裏付ける内容となっています。



昨年10月の日経新聞では、「コレステロール、高い方が長生き?」という記事が掲載されていました。

コレステロールが高い問題があるとしているのは、日本動脈硬化学会のデータに基づいています。
しかし、日本脂質栄養学会のデータでは、例えば男性の場合、悪玉コレステロール(LDL)が100未満になると肺炎やガンが増え、そう死亡者数が大きく上昇しているようです。
女性では、高い値でも総死亡率の上昇は見られなかったとも書かれていました。



私の個人的な意見ですが、検査の結果は正常値の方が良いとは思いますが、多少高くても慌てて治療する必要は全く無いと思います。

何か異常があったら、まずは生活習慣の見直しが先決であって、それを何年か継続的に実施しても改善されなければ治療を検討すれば良いと思います。


多くの方が、身体に異常が出ると降って湧いた様な出来事のように言われますが、先天的な疾患を除いた多くの症状はご自身の生活習慣の中に大きな原因があります。



身体に負担をかける習慣で過ごし、異常が出たら原因の生活習慣を変えることなくお薬で数値だけを一時的に下げるのが当たり前の現代・・・




食べる物を変えて、 身体を動かすだけで、今病院に通っている方の多くは健康な身体になれると私は思っています。

2012年5月2日水曜日

身体を動かす

最近、取り組み始めた事ですが・・・



多少雪が残る4月上旬から、早朝ジョギングを再開しました。

アキレス腱を断裂してから封印していましたが、今年に入ってから足の具合が更に良くなってきたので、2年ぶりの再開です。(年末からの体重増が未だ改善されない為ですが・・・)



アキレス腱断裂後、5か月目にミニバレーの大会に代役で復帰しましたが、早すぎた事もあり、腰痛に始まり、左膝痛、左太ももの肉離れと昨年秋まで辛い日々が続いていました。

更に、朝起きて階段を下りる際にアキレス腱の違和感がなかなか解消されず、違和感のある時には、やはり再断裂の不安が頭をよぎります・・・


自分なりの調整法を理解し始めた事もあり、昨年秋頃から酷かった腰痛や足のトラブルも解消されてきました。



今年に入ってから、朝起きた際のアキレス腱の突っ張り感が無くなり始めた為、雪が解け始めた4月から、待望のジョギングを再開した次第です。


とはいえ、2年以上走っていなかった為、最初は2.5kmのショートコースも辛く感じる状態でした。




我が家では、次男コウタが2年前からバレーボール少年団に入り、昨年の中学入学と同時に長男ユウタがバレー部に入部し、今年の春から長女りおがコウタと同じバレーボール少年団に入り、結局家族全員でバレーボールに取り組むバレーボール一家となってしまいました。


長男、次男と共に走り始めましたが、2年前に一緒に走った時は全然走れなかった息子たちでしたが、現在、一緒に走ると長男には付いていけず、小6の次男と同じペースに・・・


やはり中年世代ですね・・・



最近は、キツイ坂道の割合が多い約5kmの自称「地獄のコース」を走っています。

なかなかキツイですが、身体も徐々に慣れてきたので、最近は途中にある183段の急な階段登りを追加しました。

昔のバレー部の練習を思い出します。




ただ、走り始めてから、足腰の安定感が増し、より動ける様になってきている事を実感していています。

やはり「歩く」「走る」は、人間が健康で過ごす為の必須項目なんですね・・・

また、自転車も復活し、出来るだけ人力によるエコな移動を心掛けています。



先日、健脚度を調べよう!!!という記事が日経新聞に掲載されていましたので、下記にご案内致します。



参考URL
http://pedam.org/data/leader_toplics12434069921.pdf

脚の健康はとても大切なんですね・・・

若々しい身体を維持できる様、無理なく継続して身体づくりに取り組もうと決意した今日この頃でした。



※但し、朝走るのは問題もある為、私は起床後30分以上経過し、水分を補給した後で走る様にしています。





伊達~室蘭


4月26日、仕事で室蘭に行ってきました!!!




長年、核酸の普及にご尽力頂いている津田様のところにお伺いしてきました。

津田様は、弊社社長が健康機器を販売していた当時からお力添えを頂いているご一家です。




毎回午後一番に伺いますので、その前に、伊達市の特別養護老人ホームに居る父の元を訪れました。


私の最終出身地(生まれは豊浦町、高校1年生まで壮瞥町)伊達市は、明治3年(1870年)に仙台藩一門亘理伊達家領主の伊達邦成とその家臣・領民たちが集団で移住をして開拓したという歴史を持っています。


伊達市は、人口36427人(2012年03月末現在)、「北の湘南」と呼ばれ、北海道の中では温暖で雪の少ない地域です。

北海道に移り住む場合には、非常におススメの地域ですし、洞爺湖や支笏湖、有珠山や昭和新山など観光名所に囲まれた地域ですので、是非遊びにも来て下さい。


伊達市内の市役所前の通りは、白い壁に瓦屋根の城下町風な街並みなんです。

北海道銀行


農協

なかなか趣のある街並みです・・・


4月1日にオープンしたばかりの道の駅で、地元の食材を調達しつつ、隣の回転寿司で昼食を・・・

伊達市は、ホタテなどの海産物が豊富な噴火湾に面している為、お寿司ネタも新鮮で美味しいかったです~



実は・・・

2週間程前に、伊達市で兄弟3人と父で食事をする予定でしたが、父の入居している施設でノロウィルスが発生したという事で外出禁止、面会も禁止となり、しばらく隔離状態にあった父でしたが、今回は1回のロビーフロアのみの面会でしたが、本人は至って元気そうでした。




しかし、このような施設でノロウィルスが出ると大変ですね・・・





津田様のところでは、長年核酸をご愛用頂いている方が、最近になって日光湿疹が出る様になったとの事・・・

色々と聞いていみると、めまいなどから、複数のお薬を飲み始めてから出始めている様でした。



めまいは治まっている様ですので、担当のお医者さんにご相談の上、飲まなくてよい薬を減らしていくと言われていました。


その他、お薬を飲む際のコツや、核酸の応用方法など、古いご愛用者の方でも忘れてしまっている事や、独自の使い方など、とても有意義な時間を頂きました。



やはり、お客様との交流は良いもんですね~