今日の札幌は大雨からのスタートでした。
今朝は、5時30分頃目覚めましたが、どしゃ降りでした。
農家の方にとっては良い雨なのかな?
昨日、週刊誌で、食事に関する記事がありましたので、ご紹介します。
「白澤卓二教授の100歳までボケない101の食習慣」という記事です。
順天堂大学の白澤卓二教授は、アルツハイマーやアスリートの遺伝子研究をされている方で、今回は「空腹が人を健康にする」の著者の南雲吉則医師との対談付きでした。
主な内容をご紹介します。
=食べ方編=
①粗食は老化を早める
②70歳を過ぎたら、メタボ予防は禁止
③食べる順番を変えれば肥満を防げる
④食後すぐに歯を磨いてはならない
⑤舌出し運動で食べる力は維持できる
⑥腹8分目は間違っている
⑦魚ばかり食べるのは☓
⑧1人メシは太る
⑨レインボーフーズを食卓に並べる
=朝食編=
①色の濃い野菜・果物を選べ
②ニンニク・キャベツ・大豆がガン予防野菜トップ3
③ショウガ・ニラ・ネギでデトックス
④新芽を食べればガン予防できる
⑤乳製品をとらないとボケる
⑥食卓に醤油を置いてはならない
=昼食・間食編=
①立ち食いはうどんよりそばを食べろ
②大根おろしの搾り汁は捨てるな
③最強の間食・くるみの癒し効果
④食後すぐにコーヒーを飲んではいけない
=夕食・お酒編=
①寿司屋に行ったら青魚を食べる
②刺身の添え物、シソも残すな
③赤い魚介類を食べよう
④アン肝やきくらげが元気な精子を作る
⑤酔い覚ましの果物は☓
⑥天然本わさびでシミが減る
⑦地中海の食事で認知症を予防できる
⑧ジンギスカンを食べれば脳細胞が死なない
⑨お酒を飲むならカルベルネ・ソーヴィニョン
⑩ノンアルコールビールで認知症を予防できる
⑪ビール大瓶1本までが長寿の秘訣
また、後半の白澤教授と南雲医師の対談では・・・
白澤教授:
東京都老人総合研究所にいた時に中年からの老化防止と高齢期の介護予防の研究プロジェクトをやっていたんですが、食事の面では明らかに朝食を食べている人の方が要介護になりにくいという調査結果が出ました。
それで介護予防の項目の中に「朝食を食べる」を入れているんです。
ただ、調査しているのは65歳以上の人なので、南雲先生が診ていらっしゃる患者さんとか、ご自身の体験年代より随分上です。語っている相手が違うからかもしれません。
南雲医師:
「1日1食」というのも、1食じゃなきゃダメという戒律でも何でもありません。
こういう言葉を使ったのは、多くの人が空腹感という脳が作り上げた幻想に縛られて食べ過ぎている。
本当に空腹なわけじゃないのに、お昼の時間だから食べなきゃいけないとか、人が甘いものを食べているのを見て、自分も欲しくなる人が多い。
そこで「お腹がグーと鳴ったらいつ食べてもいい」というルールにしたんです。
この他にも、野菜・果物ジュースやゴボウ茶の話や話題のサーチュイン遺伝子の話。
更には砂糖も油も、精製というプロセスが依存症を作るといった内容や、睡眠、ストレス、運動に至るまで、私たちの日常の中で参考になる話が満載でした。
ナチュラルハイジーンという食事療法では朝食を抜くか果物にするとか、玄米菜食のマクロビオテック、新谷弘実医師の乳製品の話などを参考にしていましたが、今回の内容を見て、若干修正する必要があると感じました。
「万人に良い」というこの健康法や食事は無く、もって生まれた体質によって生活習慣の善し悪しが決まるという概念は不変ですが、年代によって変わるという要素も加えなければならないと思いました。
例えば、70歳未満でメタボでしたら1日1食や朝食抜きは必要だと思います。
お腹が緩くなるのに乳製品を積極的に摂取するのは問題だと思いますが、30分の運動の後のコップ一杯の牛乳は血流を増やし、肝機能を向上させます。
体質や気質、年齢などを考慮して自分に合った習慣を見つけることが、今の私たちには必要だと思います。
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