2012年9月13日木曜日

眼底出血&黄斑変性症、夏の意外な落とし穴!

まだまだ異例の残暑の続く札幌です。

タイセイブリッジから鴨鴨川をのぞむ


昨日まで、お隣の岩見沢市で豪雨により避難勧告が出ていました。

本州では水不足で困っている傍ら、北海道では豪雨による増水・・・蒸し暑い残暑もあり、何かおかしな今日この頃ですね・・・



先日、関東在住の眼底出血&黄斑変性症でほぼ失明状態から光を取り戻した方からお問い合わせがありました。

目が見えにくくなっているとの内容!?

視力の低下は大きくはありませんが、ご本人曰く、暗い感じがするとの事。



白内障や眼底出血、黄斑変性症が再発している訳では無く、日常生活の中の何らかの要因によって目の機能が低下している様に思われる内容から・・・

「夜型の生活習慣」や「目の酷使」、「心身への強いストレス」などを確認するも、特に問題になるような要因は無さそうでした。



原因がつかめ無い事から、とりあえずの対策をお伝えしました。

その中で、

「後頭部の髪の毛の生え際には目のツボが集中している事から、ここを温めてあげて、その後に核酸をクリームに混ぜて擦り込みながら軽くマッサージして下さい」

と伝えたところ・・・



「あれ!?最近、尋常ではない暑さから、首や目を冷やしてばかりいたけど、関係あるかな?」


最近、節電対策と猛暑から、濡らすと長時間冷たいタオルや首にかけるマフラー状のものが大流行していますが、この方もこれらを活用しているとの事。

また、暑さから「目」自体を長時間にわたり直接冷やしているという事も言われていました。




首は、「血液」「リンパ液」「ホルモン」などの循環で、頭部と体をつなぐ重要な部位です。

しかし、首がこると、それらの循環がうまくいかず、頭痛やその他の体調不良に繋がります。

以前、首の皮膚がゾウの肌の様になっているアトピー性皮膚炎の男性の首を、核酸をクリームに混ぜたものを擦り込みながらマッサージしたところ、短時間で首の皮膚がきれいになっただけでなく、「目と頭がスッキリした!」と驚いていました。



首がこる事で、血液の循環が悪くなり、首から上全体のトラブルにつながる事に気づきました。



今回の例も、首と目を常時冷やしていた事で目や神経の働きが悪くなっていたと考えられますし、目のツボが集中していところも冷やされていた為、特に顕著に症状として現れたと思います。


ご本人も、首や目を冷やし始めてから、目が暗く感じる様になっていたように思う・・・納得された様子でした。



節電が当たり前となり、電力を使わずに暑い夏を乗り切る為の商品が沢山出ていて、とても良い事だと思いますが、体質や症状によっては、トラブルの原因となる事がありますので、要注意です・・・




我が家でお世話になっている治療院の先生が、スポーツで関節や筋肉などを傷めた時に、氷嚢などで冷やしますが、冷やしすぎるのはケガの回復を遅らせるので、「冷やすなら濡れたタオル程度の温度が良い」と言われていました。

確かに・・・



暑さ対策は必要ですが、必要以上に冷やさない様にご注意下さい!


通勤途中に牛を発見!北海道ですね~

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