突然、秋らしい季節になってきた今日この頃の札幌です。。。
先日、以前から依頼していたブツを受け取りに、久々に当別町の石田ファームさんに行って来ました。
依頼していたブツとは、トウモロコシのヒゲです。
もちろん新商品の原材料として試す為なのですが、何に良いのか?は試作品が出来てからのお楽しみにです。
久々の石田ファームさんにお邪魔しましたが、細長い白菜、変わったキャベツ、白いナスなど、相変わらずスーパーの野菜売り場ではまずお目にかからない珍しいお野菜が沢山ありました。
また、北海道はこれから新ジャガが旬を迎えます。
石田ファームさんでも、様々な種類のジャガイモが並んでいました。
今回は、北海道の中山峠名物「あげイモ」に使われている「トウヤ」という品種のジャガイモを購入してきました。
男爵イモの様な味や食感で、崩れにくいとの事したので楽しみです。
しかもトウヤとは、私が幼少期を過ごした洞爺湖の周辺で採れる品種から命名されているようです。
若奥さんが直売所を切り盛りしていますが、相変わらず楽しそうにお野菜に接していました。
ご主人の清太郎さんは、ジャガイモの収穫真っ最中という事で、大量のジャガイモ相手に奮闘していました。
現在は、色々なサプリメントが販売されていて、カロリー制限や炭水化物制限など目的に応じた栄養バランスの食事など、私たちの食に関する知識は広がり、環境は益々便利になってきています。
しかし、私は本当にそれで良いのか?という疑問があります。
例えば、ビタミンCは体に良い!印象を持っている方が多く、風邪を引いた時には大量に飲むと良い!などと聞いた事がありますが、ビタミンCは単体で摂取すると「過酸化水素」という発がん物質は発生させます。
果物やお野菜には過酸化水素の発生を抑える酵素などが含まれている為、過酸化水素は発生しませんが、ビタミンC単体や化学合成されたアスコルビン酸などで摂取すると過酸化水素が発生してしまう・・・
また、ビタミンEは、抗酸化物質として有名で、不妊改善効果もあると言われ広く活用されていますが、摂り過ぎると骨粗鬆症になる可能性が高くなる事が報告されています。
お酒の友のウコンですが、主成分のクルクミンは摂取しすぎると肝臓を傷める事が報告されています。
昔から「一物全体」という言葉がありますが、私たちは生命全てを頂く事で生命活動を維持できるように出来ています。
お野菜も果物もお魚もお肉も、本来は丸ごと食べる事でバランスの良い栄養素などを得ることが出来ます。
そして、何よりも大切なのが鮮度です。
新鮮な食材は、美味しいだけでなく、生命活動を営む要素が豊富ですが、鮮度が落ちる度に生命活動を営む為の大切な要素が損なわれて行きます。
例えばATP(アデノシン三リン酸)!
この物質は、動物、植物、微生物など全ての生物に存在し、その重要性から「生体のエネルギー通貨」と呼ばれていますが、死後6時間程度で消失してしまいます。
それ以外にも、ビタミンなど、時間とともに減少していく栄養素は沢山あります。
断片的に栄養素を揃えられた食事よりも、新鮮なものを「一物全体」で戴く事が、私たちが健康生活を営む上で最も大切な食事だと思います。
北海道では、いたるところに農家さんの直売所があり、新鮮で安いお野菜が手に入ります。
幸せな環境だと改めて感じます。
ちなみに、今回戴いた石田ファームさんの「茹でたて朝もぎトウモロコシ」は、最高に美味しかったです。
茹でたてでまだ温かい石田ファームさんのトウモロコシ |
石田ファームさんが掲載されたブログ
http://www.sapporo-kouiki.net/food1/2010/09/post-17.html
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