2012年10月17日水曜日

ジャンクフード

今朝の札幌は曇り・・・

車の温度計では、外気温は14℃・・・秋ですね・・・

会社の敷地内の木々も色付き始めました。
事務所から見えるもみじも、にわかに紅葉してきました!



昔から弊社社長から口を酸っぱくして言われている事・・・

「食は命なり 人の生は食をもって第一とする」



ベストセラー書籍「生物と無生物のあいだ(福岡伸一著)」の中で、人間の身体を構成する成分は、毎日少しずつ、少しずつ入れ替わり、1年後にはほとんどの成分が入れ替わってしまうとあります。


という事は、私たちの身体は、日々、お肌や目など見える部分の変化は感じることが出来ますが、身体を構成している成分が入れ替わっている実感は無いと思います。

しかし、1年前の自分を構成していた成分はほとんど残っていない事になります。



そして、この身体を構成する成分の源は、もちろん「食べ物&飲み物」です。

今、何を食べているかで、1年後の自分の身体が決まります。



しかし、多くの方とお話していると、自分が何を食べたら良いのか分からない方が非常に多い様に感じます。

野生の動物は、食べるものを絶対に間違えません。

野生の動物で草食動物が肉を食べたり、肉食動物が草を食べたりと、自分に合わないものを食べる事はありません。

更に、百獣の王「ライオン」も、満腹になると獲物が目の前を通っても、見向きもしません。

血糖値が高いのに血糖値が上がるものを欲したり、お腹一杯なのにまだ食べようとするのは、人間か、人間に飼われているペット位なものです。




この度、「ジャンクフードで脳卒中のリスク増大」なる研究結果が報告されました。

カナダ心臓・脳卒中財団(HSFC)脳卒中回復センターのDale Corbett氏らによるラットを用いた研究で、脂肪、塩分、糖分の多い食事を食べる人は、脳卒中または早期死亡のリスクが明らかに高いことが分かりました。

「カフェテリア食とも呼ばれるこの種の食物は“健康障害の時限爆弾”を作り出すという。

Corbett氏らは、ヒトの約16~22歳に相当する運動しないラットに、栄養食ペレットまたはクッキーやソーセージなどのジャンクフード、水またはソフトドリンクに似せた30%の砂糖水を自由に選ばせました。


結果、ラットはヒトと同様、おやつを好み、わずか2カ月間、高カロリー、高糖分、高塩分の食事を摂っただけで、高血圧や高コレステロール、高血糖などのメタボリックシンドロームの症状や肥満が見られました。

Corbett氏は、「ジャンクフードの食事が原因で、30代、40代になると脳卒中や認知症が見られ始める。若者は長い人生のごく早期から大きな問題を抱えることになる」という。




コンビニやスーパーに行けば、何でも買える便利な時代ですが、何を選ぶかで自分の1年後、更にその先へと影響しているという事を、特に成長期の子供の居るご両親は、頭の片隅にでも置いてもらえると嬉しいです。



追伸
我が家の長男が3~4歳位の頃、当時札幌市内にあった家族で車で見る映画館に行った際、社内で簡単に食べられるもの・・・と思ってハンバーガー(ちょっと体に良さそうな印象のチェーン店)を買って家族で初めて食べた事がありました。
帰宅後、まもなくして長男が嘔吐!!!
風邪でも引いたかと思い体温を計ると平熱!?しかも、嘔吐した後は走り回って絶好調に・・・?
汚れた服を着替えた時にビックリ!!!
赤い湿疹が、お腹一面に丸く出ていました。核酸を飲ませて、塗って、1時間程度で治まりました。
以後、我が家ではジャンクフードはほとんど食べていません。

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