北海道では、長い期間雪が降り積もる為、路面の雪や氷を溶かす為に「ロードヒーティング」というシステムを使っている場所が沢山あります。
ロードヒーティング・・・まさに道路を温める設備の事です。
主に、ボイラーで温めた不凍液を地面に埋設したパイプの中を循環させるタイプと、電熱線を埋設して電気で溶かすタイプがあります。
タイセイビルの敷地内には電気タイプのロードヒーティングを設備していますが、シーズン前のメンテナンスで設備の不備が見つかり、先週の土曜日と日曜日に補修工事となりました。
専用の測定器でアスファルトの上から調べながら、電熱線がアスファルトの下のどこに埋まっているのかを調べます。
専用の測定器で電熱線の埋まっている場所を測定中 |
ある程度特定されると、アスファルトを掘り起こしていきます。
アスファルトを掘り起こしている様子 |
電熱線が現れました |
弊社が採用したロードヒーティングは、電熱線の上にアルミのシートが敷いてあり、より広く高効率で溶かすように作られています。
傷んでいた接続部分を切除しました |
電熱線自体には問題が無くても、接続部分が長年の湿気などで傷み始めるようです。
接続しなおして、収縮する素材で保護します |
ガスバーナーで炙って保護材を収縮させます |
出来上がりです |
以上の作業を6箇所で行いました。
埋設箇所の特定が非常に正確に行われた為、作業も順調に進み、半日短く作業が完了しました。
皆さん、ありがとうございました。
作業の間、雪が降る前兆の「ゆきむし」が沢山飛んでいました。
分かりにくいかもしれませんが、沢山の雪虫が飛んでいました |
今年は暑い暑い夏でしたが、短い秋を経て一気に冬に突入しそうです。
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