昨日、関東のお客様からFAXで体験談が届きました。
2歳の娘さんが「ヘルパンギーナ」に感染したが、核酸を飲んでいたお陰でとても軽くすみましたという内容でした。
ヘルパンギーナ???
聞き馴れない名前だったので、調べてみました。
ヘルパンギーナは、主に夏期に流行する小児の急性ウイルス性咽頭炎で、夏かぜの代表的疾患です。
症状は、「発熱」と「口腔粘膜にあらわれる水疱性発疹」が特徴です。
日本では、毎年5月頃から増え始めて6~7月頃にピークを迎え、8月以降減少し、例年、流行は西から東に推移していきます。
患者さんの年齢は「4歳以下」がほとんどで、1歳代が最も多く、2歳、3歳、4歳、0歳の順に多くなっています。
2~4日の潜伏期間を経て、突然んの発熱に続き咽頭粘膜の発赤が顕著になり、口腔内に1~2mm、大きいものでは5mm程の水泡が出現します。
2~4日程度で解熱し、その後水泡も消失します。
発熱時に熱性痙攣、拒食、哺乳障害、脱水症状などを伴う事がありますが、ほとんどは予後は良好です。
まれに、無菌性髄膜炎、急性心筋炎などを合併することがあるようです。
特に予防法は無い様ですが、感染者との密接な接触を避けたり、流行時は「うがい&手洗い」を励行しています。
※うがいや手洗いは、うがい薬や除菌殺菌効果のある石鹸などを使わずに、ぬるま湯で行う事をオススメします。様々な研究結果から、最も感染症にかかりにくい方法です。
4歳以下の子供さんに多い夏風邪の一つだったんですね・・・
風邪の原因菌は200種類以上あると言われていますので、その中の一つなんですね。
今回FAXいただいた内容が簡単なものでしたので、担当の代理店さんにもう少し詳しい内容をお願いしたところ、次のような話をされていました。
「幼稚園のクラス全員がヘルパンギーナに感染したみたいですが、このお子さんだけ症状が軽く、元気に走り回っていますよ。」
詳しい情報が届きましたら、改めて発信していきたいと思っています。
私たちの体には「免疫力」という、何にも勝る力が生まれながらに備わっています。
最近は、過剰なほど除菌、抗菌が目につき、インフルエンザひとつとっても、予防接種を受けなければ大変な事になると思わせる様な情報が多過ぎると感じています。
私は、社会人になってからインフルエンザの予防接種を受けた事がありませんが、19歳から発熱や風邪、体調不良で仕事を休んだ事がありません。
私は、帰宅後にうがいをした事もありませんし、手洗いも汚れていなければしません。
特に、最近の15年は、風邪どころか発熱すらしていません。
うがいや手洗いに関して、世界中の研究で下記のエビデンス(証拠や根拠)が確認されています。
①うがいや手洗いをぬるま湯だけで行う
②うがい、手洗いを何もしない
③最も感染症に掛かりやすいのは、うがい薬や除菌抗菌の洗剤を使用する
なのに、未だにそれが正しい様に宣伝され、当たり前に使われている事に違和感を感じます。
単に核酸を飲んでいるからではなく、そう言ったものの力も借りつつ、日々の生活の中で、少しおかしいな?と感じたら、身体を温めて、早く寝る。すると翌朝には、快調になっています。
子供たちの就寝時間も遅い話をよく耳にします。
大人同様に、子供たちの顔色や体調を見ながら、正しい生活習慣を守ってあげるのは、親の大切な役割です。
正しい生活習慣は、正しい心と身体を育み、それが学業やスポーツに反映されていきます。
是非、私たち全員が生まれながらに備えている免疫力が最大限働ける生活習慣を心掛けて、自分の身体を自分で守る事を実践していただきたいと思います。
ちなみに・・・
我が家の中2の長男はバレー部のエースでキャプテンを良いことに、背が伸びる為と言い、テストの前日でも21:00過ぎに就寝です。。。
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