タイセイ橋から鴨鴨川をのぞむ |
4/16のタイセイビルの様子 |
関西で東北の震災のあった年に脳梗塞によって療養されていたお客様が、最近になって急激に回復されたとのご連絡がありました。
ご本人様ともお話をしましたが、今までと全く印象が変わる程の回復ぶりに、ただただ驚くばかりです。
私の父もそうでしたが、人の体の事は、年齢や状況を問わず、いつどの様に回復するかは本当に分からないものと、改めて認識させて頂きました。
今までにも、複数の医師より「末期ガンの方の中に、何も治療をしていなくても500人に1人位の割合で治癒する例がある」とお聞きした事があります。
また、以前、ガンに対する治療を希望しない患者さんが入院している施設を扱ったテレビ番組を見た事がありました。
末期ガンと診断され、余命数か月と宣告された方々が何の治療も受けずに2年半以上お元気に過ごされていました。
ガンは消えていませんが現状維持を続け、体調も良好の様子でした。
市川団十郎さんや坂口良子さんなどの著名人が、ガン治療の後に肺炎で亡くなられるニュースが続いています。
ガンの発症率が上昇しているのは、年齢の長寿命化や生活習慣の変化等により仕方の無いところもありますが、それらの治療を受けた影響によって寿命を縮めたり、生活の質が低下する事があるのはいかがなものか?と思います。
確かに医療の進歩によって昔なら生死に関わる状況が、現代では生存率が劇的に向上している事も多々ある事と思います。
しかし、昔から60歳からの寿命は現代と3歳位しか変わっておらず、平均寿命が50歳と言われていたのは主に子供の死亡率が高かったからという事が大きかったのだと思います。
先日お会いした獣医として病理学の研究に携わっているお客様の話でも、インフルエンザに対して過剰な程警戒しているが、昔も今もインフルエンザで亡くなられる方の数には大差はないと言われていました。
何かしてても、何もしなくても結果が大きく変わらないのであれば、余計な不安を作らずに何もしないで健康的な生活を心掛ける方が、お金も手間もかからず、何よりもストレスや将来の不安からも開放される方が随分いらっしゃるのでは?と感じています。
もちろん、何も考えずに好き勝手に生活するのではなく、自然の摂理に沿いながら、心にも体にも無理の少ない習慣で過ごし、体調が悪いと感じる時は解消されるまで養生したり、休むなどが出来る生活習慣がとても大切だと思います。
そして、いついかなる時も、人間の体は元の正常な状態に戻ろうとしていて、戻る力も最後まで持っているという事を忘れない事が大切だと思います。
追伸
私の父は、47歳で脳溢血で倒れ、99.9%助からない。万が一奇跡が起こって一命を取り留めても植物人間と言われ、家族一同が諦めていた状態から回復し、74歳の現在まで元気に過ごしています。
人の生涯は、本当に分からないものです。
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