2013年4月24日水曜日

動物衛生研究所

先月、当社のお客様の獣医学博士の所を伺ってきました。

核酸の研究をするにあたり動物での試験も必要となる事が考えられる為、何年もお会いしていなかった事もあり、久々のご挨拶もかねて行って来ました。




動物衛生研究所は、北海道農業研究センターの広大な敷地内に拠点を置いていますが、何と札幌ドームのお隣にありました。

敷地内に入ってビックリしました。

札幌市内で札幌ドームが見える場所なのに、少し視線を移動すると、そこにはどこかの田園風景の様なのどかな景色があり、とても大都市のど真ん中とは思えない素敵な場所でした。

札幌ドームが目の前に
いつも通る札幌ドーム横の羊ケ丘通の橋はここだった!
林の向こうに札幌ドームが見えます



敷地内をグル―っと回り、行きついた動物衛生研究所の入り口の先には、いつも通る36号線沿いにあるボルボのディーラーさんが見える・・・田舎の風景の一端に都会の景色が見え、不思議な感覚です。




久々にお会いした博士は、お変わりなくお元気そうでした。

普段、一般の方はほとんど出入りしない場所だと思いますが、BSE問題や口蹄疫、鳥インフルエンザなど、北海道の家畜の病気の研究を行なっている、大変重要な場所でした。

私が知らないだけであって、色々な機関た研究者の方々によって私たちの生活環境が守られている事に改めて気付かせて頂きました。




話は相談内容からインフルエンザなどの感染症をはじめ多岐にわたり、長い時間お付き合いしていただきました。

日頃からお世話になっている奥様にも宜しくお伝え頂く様にお願いをして、研究所を後にしました。



色々なところで沢山の専門家の皆さんが様々な研究をされている結果、私たちは何の心配もせず暮らす事ができる安全な日常を授かっているのですね。





追伸
私の高校時代からの友人で、突然仕事を止めて約2年間世界中を旅して歩いた男がいます。
その友人の話の中で、日本には狂犬病はありませんが、世界にはまだまだ狂犬病が氾濫している国があり、友人の旅仲間がいかにも狂犬病に感染していると思われる犬にお尻を噛まれ、病院で治療を受けた話がありました。
しかも、治療を終えて出てきた途端に今度は足を噛まれてしまい、さっき狂犬病の治療を受けたばかりだけど、また病院に行かなければならないのか?を迷ったというオチまで付いていましたが、それに比べると、日本は恵まれた環境だと思います。

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