さて、先週、私が参加している団体の例会があり、私の委員会が担当でしたので、参加してきました。
今回は、委員長が新たに仕入れたネタ、その名も「サバイバルゲーム(コンセンサスゲーム)」なるものを実践してきました。
開会と閉会の宣言と簡単な司会を担当しましたが、何をやるのかさっぱりわからないまま、例会に突入!!!
今回のサバイバルゲームの概要は下記の通りです。
私たちが突然サバイバルな環境に放り出されて、それぞれのシチュエーション(設問)に対する答えを三択で選び、その理由も明確にするというもの。
このゲームは、正しい答えが必ず科学的根拠があって存在しますので、少ない情報の中から論理的に正しい正解を選択する事も目的の一つですが、ここに出した答えを持ちよりチーム全体の合意(コンセンサス)を得る事が大きな目的となっています。
いかに正しい判断を、全員の意見を一致する事で選択できるか?という内容・・・
今回は、主に4人で1チームとみなし、9チームで取り組みました。
状況は、山岳地帯の森林で遭難してしまったという設定。
経験も無く、所持品もわずかな中で、いかに生き延びるか・・・というもの。
5つの設問があり、2問目で一旦回答合わせがありました。
2問目に、所持している水に関する設問があり、
①1人1日コップ2杯まで、といった様な計画的に割り当てる。
②舌を湿らす程度にして、できるだけ水は確保しておく。
③飲みたい時に好きなだけ飲む。
の3つの答えから選択します。
③は除外し、私の答えが、チリの鉱山の事故の際にリーダー的役割の方が、飲み物や食べ物を毛核的に分配して乗り切った話を思い出し、①の答えに。
1人だけ②を選択していましたが、それぞれの理由を述べた後に全員①の答えで一致しました。
・・・が、答えは③!
全チームが①か②を選択し、③を選択したチームはゼロ・・・
私は、別なチームに保育所時代からの友人のフナちゃんが居て、昔からガキ大将といったキャラで、常に飲みたい時、食べたい時に好きなだけ!といった男でしたので、冗談で「フナちゃんなら③だな」とか言っていたら、本当に③だった・・・
喉が渇いた時点で、既に軽い脱水症状を起こしている為、欲した時に必要な分だけ水分補給をする必要があるとの事・・・
よく考えると、今回の設定は森林なので、川や樹木からでも水分を得られる事が考えられ、状況の設定も甘かったようです。
1問目も意外な答えで全チームがはずし、我チームはその2問で何でもありなんだとの思いから正常な判断を失い、結局終わってみれば全問不正解・・・
本当のサバイバルなら、真っ先に脱落してしまうチームでした・・・
今回のサバイバルゲームでは、ある設問の際に本か何かでその設問の答えを知っていたメンバーがいたにも関わらず、問題を深読みして間違った答えに導いたりと、疑心暗鬼や論理的思考にならない状況判断といった要素が満載で、全滅チームとなってしまいました。
今回はコンセンサスという意味では、そこそこ成果のあったチームでしたが、状況判断が間違っていては、元も子もありませんでした・・・
これは仕事だけではなく、家庭の中でも、また自身の健康生活の中でも多々ある事だと思いました。
私たちは、毎日毎日、一瞬一瞬に小さな判断を積み重ねて行く事で、自分の方向性を決めています。
病気になる方は、病気になる選択を・・・
病気を克服される方は、病気を克服する選択を、意識、無意識に関わらず選択をされています。
私が仕事の中でとても疑問に感じていたのは、核酸で大病がウソのように治癒された後、元の生活習慣に戻ると、短期間で再発される場合があります。
傍から見ると、核酸を使って前回と同じように対応すれば良いと考えてしまいますが、諸事情により核酸を選択されないケースが少なくありません・・・
本人が生理的に拒絶される場合もありますが、周りの方々からの情報等により違う選択肢を選ばれてしまうケースもすくなくありません。
当初は理解に苦しみましたが、現在では、その判断も含めてがその方の寿命なのだと理解する様になりました。
現在は、健康に関する情報が氾濫していて、何を選んで良いのかが分からなくなっている方が大変多くなっております。
その情報の多くが良い情報だと思いますが、本人にとって必要かどうか?は別な問題です。
気になる情報があれば、まずは試してみて、一定期間を経て結果が出なければ、必要の無いものと判断していく必要があると思います。
特に「〇〇成分が、〇〇に良い」といった内容のサプリメントは、特に短期間で結果を実感できるはずです。
ご自分に必要な情報かそうでない情報かは、 試してみなければ分かりませんので、気になる事があれば試してみると良いと思いますが、固執する事なく、何の変化も感じなければ止める決断が大切だと思います。
栄養成分であれば、できればサプリメントではなく、新鮮な食材から得られる様に取り組まれる事が理想的です。
私たちのチームの様に、様々な情報に翻弄され、間違った判断をすると、全滅する事になります。
日々の生活の中から、何度失敗をしても、朝鮮し続ける事で、正しい判断が出来る判断力を身につけて行くことが大切だと改めて感じました。
別のコンセンサスゲーム(砂漠で遭難したら編)を下記にご紹介しますので、お試し下さい。
「設問」を読んで、個人で12の品物に優先順位をつけて下さい。
理由も含めて15分間で記入して下さい。
ただし、設問を考えている間は他の人と話さないように気を付けてください。
自分だけの答えを記入しますが、グループのメンバーに見せないようにして下さい。
7月中旬のある日、午前10時ごろ、あなた方が乗った小型飛行機は、アメリカ合衆国の南西部にある砂漠の中に不時着しました。不時着した際、飛行機は大破炎上、操縦士と副操縦士は焼死しましたが、あなた方は奇跡的に大きな怪我もなく無事でした。
不時着はあまりに突然で、無線で救援を求める時間もなく、また現在位置を知らせる時間もありませんでした。しかし、不時着する前に見た周りの景色か ら、あなた方は飛行プランに示されているコースから約100km離れた所にいることがわかっていました。また、操縦士は不時着前に、最も近くの居住地は約 110km南南西にあることだけをあなた方に告げていました。この付近は全く平坦で、サボテンが生えている他は不毛の地域です。不時着直前の天気予報では、気温は約43℃になるだろうと言っています。それは、地表に近い足もとでは50℃にもなるだろうことを意味しています。
あなた方は、軽装~半袖シャツ、ズボン、靴下、タウンシューズという服装で、各々、各1枚のハンカチとサングラスを持っています。また、全員 で8ドルばかりの小銭と100ドルの紙幣、1箱のタバコとボールペンが1本あるのみです。ただ飛行機が燃えてしまう前に、あなた方は次の12の品物をかろ うじて取り出すことができました。
あなた方の課題は、これらの12の品物を、あなた方が生き残るために最も重要と思われるものから順番に、1から12までの順位をつけることです。生存者は、あなた方のチームのメンバーと同数であり、またみんなが協力し合うことを同意しています。
- 懐中電灯(乾電池が4つ入ってる)
- ガラス瓶に入っている食塩(1000錠)
- この地域の航空写真の地図
- 1人につき1リットルの水
- 大きいビニールの雨具
- 「食用に適する砂漠の動物」という本
- 磁石の羅針盤
- 1人1着の軽装コート
- 弾薬の装填されている45口径のピストル
- 化粧用の鏡
- 赤と白のパラシュート
- 約2リットルのウォッカ
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