入院してから6日目、いよいよ装具を作成する為の足型をとりました・・・
バケツに入った溶液の中に足を入れる!なんて話も聞いてたのでワクワクしていましたら、独特な口調のおじさんが語りながら足に石膏のついた包帯を何重にもグルグル巻いてくれて、10分程度で固まり、前面に事前に入れていた糸に沿って縦に切り取り、型取り完了!!!
今は足の怪我をするとジェルでできたフニャフニャの棒を温めて足に当てると固まり、それを包帯で巻きつけ固定し、装具ができたら歩く事もできます。
しかし、少し前まで、足を骨折したりアキレス腱を切ると包帯の上から石膏を塗り、そのままでは強度が無い為、何重にも分厚く重ね、アキレス腱で2~3ヶ月 固定していたとの事です。
それに比べると、今は楽になりました・・・医療の進化ですね!
翌週の水曜日、装具が出来てきて、ようやくシャワーにも入れるようになりました。
シャワーの順番を呼ばれ、喜び勇んでシャワー室に行きました・・・
担当は、私がいた病棟の中で一番キレイな看護婦さん・・・
シャワーの中では杖は使えないので、大きな四足の杖を使うとの説明を受け、それでは服を脱いで下さい・・・
パンツ一枚になり座って待っていましたが、隣にいる看護婦さんは何も言わない・・・
シーンとした中で、「もしかしてパンツも脱ぎます?」と聞くと、「はい!」とあっさり・・・
突然のピンチに動揺しましたが、仕方が無いとあきらめ「それではレディーの前で失礼します・・・」と言い脱ぎ始めると、「レディーという年でもありませんが、こちらは仕事ですから気にしないで下さい」と・・・
確かに看護婦さんは見慣れた光景かもしれませんが、こちらは初めての経験で・・・しかも、脱衣室に2人きり・・・見ず知らずの女性の前で裸になる機会に慣れておらず、しかも四足の杖は両手を使う為、隠す事もできず、恥ずかしい思いをしながらようやくシャワー室へ・・・
すると先客が・・・肩を手術された年輩の男性が居て、ここ洗って、そこ洗ってとあちらこちらを洗ってもらってる・・・
看護婦さんが「大泉さんもどこか洗いますか?」と言ってくれましたが、「イエイエ、大丈夫です」・・・
まあ多少恥ずかしい思いもしまいましたが、久々のシャワーはいいもんですね~普段は何も考えずに入っているシャワーも、大変ありがたいものなんですね・・・
しかし、年輩の男性が嬉しそうにシャワーに行っていたのは、そういう意味もあったのかな?
翌日、無事退院となり、私の人生初の入院生活は幕をおろしました。。。おわり
2010 年 2 月 8 日 3:46 PM
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