2011年3月3日木曜日

長生きしたければ病院に行くな①

ある週刊誌に、とても良い記事が記載されていましたので、ご紹介します。


その名も
「長生きしたければ、病院に行くな」
※見たい方は、上のタイトルをクリックして下さい。


=本文より抜粋=
日本の年間死亡者数は約114万人・・・そのうち約34万人が「ガン」で亡くなっている。無論、日本人の死因のトップだ。

それだけに、医学界や医療行政も、ガンの早期発見し至上命題に掲げ、一般的な健康診断から始まり、人間ドック、がん検診を奨励している。脳ドック、メタボ検診なども一般的になった。

定期的な健診は健康保持のカギ―――私たちは漠然と、いや、心からそう信じ切っている。

しかし、その常識は本当に正しいのか?

医療統計学などの専門家で、新潟大学医学部教授の岡田正彦氏はこう言い切る。

「じつはがん検診の効果を真っ向から否定するデータが存在するのです。結論から言えば、がん検診などの検査を定期的に受けても寿命は延びません。それどころか、寿命を縮めるといった結果すら出ているのです」

岡田教授の言うデータの嚆矢は、約20年前のチェコスロバキ(当時)で行われた、肺がん検診の実効性を調べるための大規模追跡調査だった。この調査では、健康な男性を集め、年2回の肺がん検診を続けて受けるグループと、検診を受けないグループに分けて観察した。


~中略~
検診を受けていたグループの方が多く肺がんになり、より多くそれで死亡していたのです。

それだけではありません。

この調査では、あらゆる死亡原因に関するデータが集められていましたが、肺がん以外の病気で死亡した人も、検診を受けてきたグループの方が明らかに増えていました。

つまり

”肺がん検診を受けると寿命が短くなる”

という結果になったのです」

この調査結果は当初「単なる偶然」「何かの間違い」などと、多くの専門家の批判にさらされた。

だが、同じ頃、先進医療大国のアメリカを含む各国でも同様の大規模調査が行われ、まったく同じような結果が出たことで、大勢は決した。

つまり、「肺がん検診を受けると寿命は短くなる」ことが、実証されたのだ。


また、こんな内容の記事もありました。

OECD(経済協力開発機構)によると、1年間に病院に通う数字を各国で調べたところ、日本は13.4回でトップ。

福祉先進国と言われるスウェーデンはわずか2.8回だった。

「スウェーデンは、治療よりも生活習慣などの予防医学に力を入れている。一方、日本は何でもかんでも病院に行き、検査を受ける。病院や人間ドックで 「要精密検査」と判定されたからといって、すべてがただちに治療が必要というわけではないのです。正常とは言えないまでも、放っておいてもかまわない異常 もある。ところが、要精密検査と言われて病名をつけられると、そのストレスから体調を崩してしまう人も少なくないのです」(前出・岡田氏)


私も、小学5年生の時、学校の尿検査で異常が出て、再検査で要精密検査と言われ、精密検査を受けた結果、「糖尿病」と診断され、一生薬が必要だよ!と言われました。

北海道の片田舎で今から30年以上前に小学生の糖尿病・・・

今では随分多くなっている様ですが、当時は非常に珍しかったようです。

それまで、体に少 しでも異常があると即病院に行って薬をもらい、自宅にはバファリン、正露丸、風邪薬などを常備し、毎日何らかの薬を飲んでいて、糖尿病の宣告・・・

毎月風邪で寝込み、毎日具合が悪い・・・

友達はみんな元気で、何故自分一人が体調が悪いのか?と悩んでいた時期が、この時期でした。

糖尿病の診断を機に、一切の薬を止め、病院にも全く行かなくなりました!

以後、糖尿病がどうなったのか?成人を過ぎるまで全く分かりませんでした。

でも中学に入る頃には体調は随分変わり、2年生の時にはスポーツができるくらいまで元気になり、高校では全く問題無く普通の高校生活をおくる事ができました。



私は、今回のこの記事を読んで、当時の事を随分思い出しました。

病人が出る番組を見ると、自分が同じ病気を患った様な状態になり、医師に何かを言ってもらわないと不安でしょうがない状態でした。

今、色々な方のご相談を受けると、当時の私と同じような方が大勢います。


でも・・・

いくら検査で病気が見つかっても、治してくれるのは自分自身の免疫力であって、お薬ではありません。

そして、その病気の原因の大半がご自分が今までに行ってきた行動(生活習慣)ですから、それを改めた生活を1年もおくれば病院に行かなくても治るものが沢山あります。


なのに、何故それをせずに、今すぐに検査の数値を揃えたがるのか、わかりません・・・

私は、幼いころに散々病院に通った結果が糖尿病・・・

野山を駆け巡る友達はほとんど病院に行かない健康優良児・・・

何故だろうという疑問から、色々と沢山の事に気づかせてもらいました。

ご自身の行動(生活習慣)の中に問題が無いか?

自分にとって正しいと思える習慣を数か月続けてみて、まったく変化しなければ、別な習慣を変えてみる・・・

この繰り返しが大切なんです。

特に食べるものと睡眠は、とても大切な要素です。

そしてこの2点が最も高いハードルにもなります。


病気や体調不良を治すために、見たいテレビや食べたいものを少しくらい変えてもいいと思うのですが。。。

2010 年 8 月 17 日 9:47 AM

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