2011年3月7日月曜日

歩くタンパク質!?・・・

札幌では、雪まつりも終わり、雪像の取り壊しも始まっています。

今日はバレンタインデーですね・・・

今朝一番で、千葉の代理店さんからチョコが届ききました。

ありがとうございます。



先日のテレビで、細胞内を移動する2本足の「尺取り虫」の様なタンパク質が発見されたと報道されていました。

全国区の番組で放送されていたのでご覧になった方も多い事と思います・・・

この尺取り虫くん・・・2本足の構造を持つタンパク質の「ミオシンV」といい、メラニン色素や神経伝達物質などを荷物として持ち、アクチン繊維に沿って移動する、細胞内の運搬役だそうです。



金沢大などの研究グループが発見したこの「ミオシンV」・・・。

10日(現地時間)の英科学誌「ネイチャー」(電子版)で発表されたそうです。


分子を観察する原子間力顕微鏡(AFM)を、約5年前に 1000倍速で実用化した高速AFMで撮影したそうですが、歩幅は約36ナノメートル(1 ナノは10億分の1)で、人間に例えると100メートルを10秒程度で走り、時折、足踏みして立ち止まるような仕草も見せたとか・・・

「ミオシンV」は、メラニン色素や神経伝達物質などの物質を荷物として持ち、アクチン繊維に沿って移動する、細胞内の運搬役。。

60兆個もあると言われている私たちの体を構成している細胞・・・

その微細な細胞の内部に、こんな生き物の様なタンパク質が存在するとは。。。



まさに生命の神秘ですね。

まだまだ不明な点は多々ある事と思いますが、私たちの知らない小さな小さな世界では、必死に生命活動が行われているんですね・・・

本当に驚きました。

実際の映像がこれです・・・
http://video.mainichi.co.jp/viewvideo.jspx?Movie=48227968/48227968peevee346170.flv

更に実際の動きをCGにしたものもありましたので、ご紹介します。
http://video.mainichi.co.jp/viewvideo.jspx?Movie=48227968/48227968peevee346170.flv

最近は、自己免疫疾患の方が大ですが、免疫が自分を攻撃しているというよりは、微細な細胞の中に今はまだ確認のできない攻撃されるべき要素が必ず潜んでいるのだと思っています。



いずれにしましても、また新たな事実が発見され、知れば知るほどに生命の神秘を感じるのでしょうね・・・

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